EXITりんたろー。「SNSの誹謗中傷は指で行っている殺人」

2021/05/24 18:14 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


お笑いコンビ・EXITのりんたろー。(35歳)が、5月20日に放送されたニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA)に出演。SNS上の誹謗中傷について「“指で行っている殺人”という共通認識を」と訴えた。

番組はこの日、フジテレビのリアリティ番組「テラスハウス」に出演していたプロレスラー・木村花さんがSNSで中傷され、亡くなった問題を巡り、母親の響子さんが投稿した男性に損害賠償を求めた裁判について議論。誹謗中傷の実情について、“された側・してしまった側”の双方から相談を受けるNPO法人「あなたのいばしょ」理事長の大空幸星さんと共に、EXITらが意見を述べた。

裁判所が、投稿を行った男性に約129万のを支払いを命じる判決を下したことについて、りんたろー。は「これが命の値段かと思うと悲しくなる。加害者を含め世の中全体がおおごととして捉えてないのでは? “指で行っている殺人”という共通認識を持つべきだと思う。SNSと密接に関わっていく中で、一人一人が身を守る手段を持つ必要があると思う」と語る。

一方、相方の兼近大樹は「現実とネットは切り離して考えるべきだと思う。例えば街中で、暴言を吐かれることはほぼないが、ネット上だと言われてしまう。ネット上で関わるときは対ヒトではないということを全員が理解するべき」と語った。

また、大空さんは「誹謗中傷した方も何かアドバイスをしようと、歪んだ正義感でコメントをしている場合も多い。誹謗中傷した人を叩いて自殺まで追いやってしまうケースもある。一人一人が気を付けていかないといけない問題だと思う」と解説。

また、中傷してしまった側のケアや相談について話が及ぶと、兼近は「誹謗中傷するということは、その人が不満や怒りを感じてるんだと思う。でもその感情をコントロールさせるのは難しい。だからこそ、一度立ち止まって考えることが大事なのでは」としつつも、「でもそれが難しいから誹謗中傷がなくならないんですもんね…」と、語った。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.