英エリザベス女王の夫であるフィリップ殿下が死去した。99歳だった。
エリザベス女王と73年連れ添ったフィリップ殿下が4月9日午前、ウィンザー城内で静かに息を引き取ったことを英国王室が発表した。
フィリップ殿下は2月26日に体調を崩し、ロンドン市内の病院に入院、その2週間後に、心臓疾患の治療のため別の病院へと移動するも、3月6日には退院、回復に向かっていると思われていた。
6月10日に100歳の誕生日を迎えるところだったフィリップ殿下、エリザベス女王とは1947年11月20日にウェストミンスター寺院で結婚、以来女王を常にそばで支え、ロイヤルファミリーの中でも最も公務に携わっている1人であった。96歳になった2017年には引退を発表したが、必要とされる場では元気な姿を現し続けていた。