矢本悠馬、久々の佐藤健に「うわっ、むっちゃオーラある!」

2021/04/01 07:05 Written by Narinari.com編集部

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俳優の佐藤健(32歳)と矢本悠馬(30歳)が、大林組の企業広告シリーズに起用され、最新作となるテレビCM「おおばや氏とぼく『出会い』篇」の放映が4月1日よりスタートする。それに伴い、2人がインタビューに答えた。

質問:共演の感想をお聞かせください。
佐藤:久々です。何年ぶりですか?
矢本:2、3 年ぶりですかね。
佐藤:以前、ドラマで共演させていただいたので、元々不安みたいなものはなかったんですけど、やっぱりすごくお芝居がしやすかったです。
矢本:(佐藤が演じる)「おおばや氏」がもともと持っている不思議さと、健くんが元々持っているミステリアスな、すごく人を引きつける魅力がマッチしていて、僕もめちゃくちゃやりやすかったですね。

質問:今回の撮影を通じて、お互いの印象は変わりましたか?
佐藤:印象は変わらないですね。
矢本:僕も変わらないですね。久々だったので、ちょっと緊張しましたけど、変わらずかっこいいなと思いましたし、「うわっ、むっちゃオーラある!」 と思いました。
佐藤:矢本くんが演じた「ぼく」って、いわゆる“受け”の役、リアクションを取っていく役なので、その難しさみたいなものはすごくあると思いますし、そのリアクションによって、こっちの芝居も全然変わってきたりするんですよ。だから、矢本くんじゃなかったら、こんなに自分の表現がスムーズに出てこなかったなと思います。テンポ感とかもすごく大事で、気持ちのいいテンポで返してくれた時に、やっぱり矢本くんで良かったなと思いました。
矢本:めっちゃ嬉しいです。健くんは普段クールで、なかなかこんなことを言ってくれないので、ちょっと照れますね(笑)。僕自身も、自分のリアクションは全部、健くんに引き出してもらったというか。おんぶに抱っこで、全部任せているという感じでした。

質問:今回の撮影で演じたキャラクターやストーリーについて、どのように感じましたか?
佐藤:たいへん面白い企画だなと思ったんですけど、自分が「おおばや氏」を演じるということを考えた時、130歳という設定とか、大林組さんという企業の擬人化、いわゆる普通の人間じゃないみたいな設定とかをどういう風に表現したらいいんだろうというのが、最初は分からなかったです。ただ、現場で監督がすごく細かく演出してくださいましたし、衣装とか髪型とか、こだわってデザインしてくださって。現場に入るまでは結構不安だったんですけど、撮影が始まってからは何となく自分でも、なるほど、こういうことかと徐々につかめてきまして、楽しく撮影できました。
矢本:最初に絵コンテをもらった時に、率直に「すげー面白いな!」と思いました。「ぼく」が「おおばや氏」に出会って、彼の不思議な存在に引かれていくという、15秒、30秒の物語なんですけど、おのずと二人のキャラクターの背景が垣間見られるような短編映画のような感じでしたね。

質問:「おおばや氏」・「ぼく」というキャラクターを演じるに当たって意識したことは?
佐藤:すごく未来を見ている人だなと思って。あとは、視線が遠いというか、視界が広くて、先を見据えているような人なのかなと思いました。具体的に言うと、下を向いて歩いていないだろうなとか、普通に座って喋っている時も、何となく目線は上の方なんだろうなとか。そういうようなことが「おおばや氏」のスケールの大きさというか、大林組さんの大きさ、可能性の大きさというか、みたいな表現につながるのかなと思って、そういうところを意識して演じていました。
矢本:できるだけ自分の「個」を消すということは意識したかもしれません。できるだけ空っぽの状態で本番を迎えて、「おおばや氏」から出てくるセリフをキャッチしやすいように、新鮮なリアクションが本番の中でできればいいなと思いました。

質問:実際に矢本さんが「おおばや氏」に出会ったら、どんな反応をすると思いますか?
矢本:僕自身、けっこう他人に対しての好奇心が旺盛な性格なので、すぐに友達になろうとするんじゃないですかね。「おおばや氏」の会話のテンポ感とか違和感とか、けっこう魅力的じゃないですか。この人が何を考えているのかとか、その人のことがもっと知りたくなるような存在なので、興味を覚えて、CM と同じように話しかける可能性が高いのかなと思います。ちょっと怖いですけどね(笑)。

質問:撮影で大変だったこと、印象に残ったことをお聞かせください。
佐藤:「おおばや氏」のキャラクターをつかむまでがちょっと苦労したというか、悩みました。ただ、CM撮影ではあるんですけど、体感としては映画を撮っているのとまったく変わらないような空気、環境の中で、監督がしっかり演出してくださいましたし、芝居に没頭できる環境を用意していただいたので、役者としてはありがたかったですね。
矢本:ドローンを使った撮影があって、本番でもすごい音を出して、上から僕らを撮っていたんですけど、それもちょっと前までなら、できなかったことで印象に残っています。あとはもう、撮影中、めっちゃ天気に恵まれたなという感じです。いつも自分がロケに出る時、天気がいいことがあんまりないので、やっぱり健くんのスター性じゃないですかね(笑)。

質問:本CMシリーズで紹介される「宇宙エレベーター」など大林組の取り組みはご存知でしたか?
佐藤:このお話をいただくまでは知らなくて、たいへん驚きましたが、宇宙は個人的にすごく興味があって好きなので、その取り組みを紹介するCM に携わることができてすごくうれしいです。正直どこまで実現可能なのか分からないですが、きっと大林組さんが本気でやるというからには、いつか実現してくれるんだろうなという期待が大きくて、ワクワクしています。
矢本:勉強不足で知らなかったですが、今回教えていただいて、宇宙エレベーターって重力や部品は大丈夫なのかなとか、未来の発想を身近に感じることができて、ドキドキワクワクしました。自分が生きている間に間に合ってほしいので、ぜひ早くつくっていただきたいと思います(笑)。
(※)「宇宙エレベーター」篇・「コンパクトアグリカルチャー」篇は7月以降OA予定

質問:CMをご覧になる視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
佐藤:今回、「おおばや氏」役を任せていただき、たいへん光栄に思っています。撮影の方もとても楽しく進めせていただきました。これからぜひ「おおばや氏」と矢本くん演じる「ぼく」の関係に注目していただきたいのと同時に、このCMをきっかけに、ぜひ大林組さんの取り組みにも興味を持っていただけたらうれしいです。
矢本:僕自身、今回の撮影を通じて夢のある会社だなと実感したので、このCMを見て楽しんでいただいて、大林組という会社をもっと知っていただけたらいいなと思います。



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