鬼龍院翔の「うっせぇわ」即興初披露にファン歓喜

2021/03/30 22:47 Written by Narinari.com編集部

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ゴールデンボンバー・鬼龍院翔とラジオDJのやまだひさしが、「コロナ禍で苦境に立たされたカラオケ業界を応援したい!」との想いから企画したイベント「ヒトカラフェス with 鬼龍院翔(ゴールデンボンバー)」が3月28日に開催され、全国のカラオケルームで多彩な映像コンテンツが楽しめるJOYSOUNDの新サービス「みるハコ」、およびYouTubeを通じてライブ・ビューイングを実施した。

普段はなかなか覗くことができない鬼龍院の「ヒトカラ」の様子を、全国のカラオケルームでリアルタイムに楽しむことができるというこのイベント。“天の声”として、発起人でもあるやまだが司会・進行をつとめた。

「ヒトカラ」というコンセプトながら、視聴者からは曲のリクエストに加え、鬼龍院に相談したいことをリアルタイムに募集。「ビブラートを綺麗に出すには?」などのほか、「一番おいしいゆで卵の食べ方を教えてください」といった歌には全く関係のないものまで複数の質問が寄せられ、トークも大いに盛り上がりを見せた。

そうしたなか、鬼龍院が1曲目に選んだのは、全国の誰もが予想しなかったであろう、中島みゆき「わかれうた」。大人数でのカラオケで一曲目に選曲するのは少し躊躇する別れの歌も気にせず歌えるのは「ヒトカラ」の醍醐味のひとつだ。

また、続いて選曲した西川くんとキリショー「1・2・3」では、全国のカラオケルームの視聴者がマイクを持って歌うことでデュエット気分が楽しめるよう、一方のパートのみを鬼龍院が歌唱。この粋な試みには、SNSなどでもファンたちから「キリショー本人とハモれるなんて豪華すぎる」と喜びの声が溢れた。

さらに、「フェス」ということでスペシャルゲストとして招かれたのは、元ヴィジュアル系バンド・ViViDのボーカルで、現在SEESAWとして活動するSHINと、ヴィジュアル系バンド・NoGoDのボーカル・団長。

鬼龍院とはプライベートでも親交が深く、カラオケも一緒に行ったことがあるという二人も、今回はそれぞれ別室で「ヒトカラ」を楽しむスタイルで登場した。

SHINは、NANA starring MIKA NAKASHIMA「GLAMOROUS SKY」の自身によるカバーバージョン、さらにはビブラートのテクニックを学んだというGACKT「忘れないから」を華麗に歌い上げ、全国の視聴者を魅了。団長は、鬼龍院が歌うCHAGE&ASKA「SAY YES」に「ヒトカラ」で乱入するなど、終始爆笑を誘った。

ゲストの2人に別れを告げると、「ヒトカラフェス」もいよいよ終盤戦。リクエストが多かった曲の中から、カラオケでは初挑戦というAdo「うっせぇわ」を即興で披露するという嬉しいサプライズに全国のファンが歓喜。演奏停止ボタンに手をかけながらも、難易度の高い1曲を、パワフルに歌唱した。

さらには、締めの1曲を「女々しくて」、CHAGE&ASKA「YAH YAH YAH」で迷った挙句に、2曲ともハイテンションな振り付きで熱唱するというサービス精神で最後までファンを魅了。あっという間の2時間に、惜しまれながらも「ヒトカラフェス」はその幕を閉じた。

イベント終了後、鬼龍院は「他のアーティストにカラオケでこうした活動ができることを知ってほしい」と話すとともに、「ミュージシャンは歌ってくれることが嬉しい。一人でもチャンスがあればカラオケへ足を運んでもらいたい」と呼びかけた。

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