アニメ「東京BABYLON 2021」制作中止、多数の模倣盗用

2021/03/29 12:02 Written by Narinari.com編集部

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テレビアニメ「東京BABYLON 2021」が3月29日、現プロジェクトの制作中止と、新たな制作体制での再出発を公式サイトで発表した。理由は、アニメーション制作会社による多数の模倣盗用が判明したため、としている。

人気漫画家集団・CLAMPの作品「東京BABYLON 2021」は当初、今年4月に放送開始の予定だったが、昨年11月20日、キャラクターの衣装について、既存のデザインを模倣盗用したことが判明。12月に放送延期が発表された。

そして3月29日に公式サイトで、製作委員会による見直しの結果「多数の模倣盗用があることが判明」「現制作会社との信頼関係の欠如により制作続行は不可能と判断」。「東京BABYLON 2021」を制作中止し「改めてCLAMP先生、製作委員会にて協議の上、全く新たな制作体制で再出発させて頂くこととなりました」と報告した。

公式サイトは謝罪の言葉と共に「CLAMP先生の『東京BABYLON』という大切な作品を、ファンの皆様が心より楽しんで頂けるように新たな体制で一日も早く作品をお届けできますよう、必ずや誠心誠意、製作委員会として努力してまいります。何卒引き続きの応援を頂戴できますように、心よりお願い申し上げます。TOKYO BABYLON 2021 PROJECT一同」と綴っている。

ネットでは「著作権問題で制作中止……恐ろしい」「30年待ってたんだから、あと1、2年くらい待てる!」「仕切り直しの方がいっそよかった」「なぜ原作が最高なのに、わざわざ余計な要素を足すのかな」といった声が上がっている。

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