加山雄三“1960年代の未発表曲”奇跡的に発見

2021/03/25 07:51 Written by Narinari.com編集部

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歌手・加山雄三(83歳)の未発表曲が発見され、“新曲”としてリリースされることがわかった。

コロナ禍での自粛生活と、2020年9月に誤嚥による咳き込みから発症した小脳内出血により、リハビリとトレーニング生活を送る加山。そうした中、自宅の倉庫を整理したところ、1960年代に収録した数十本におよぶオープンリールが状態も良く見つかったという。加山本人も記憶にないほど昔のものだったが、デジタル化して再生したところ、まさに1960年代の加山の声の未発表曲の数々が確認された。

その音源の中から、アコギ1本で歌っている「紅いバラの花」の音源に、昨年の退院後、まだまだリハビリ中の加山本人がディレクションをし、当時のボーカルを生かしながら、バンドアレンジと現在の加山がボーカルをレコーディング。Aメロには当時(1960年代)の加山が、Bメロは今(2021年)の加山が、戻ったAメロは当時の加山に今の加山がハモをつけ、新旧二人の加山雄三によるコラボレーションが実現し、新曲として生まれ変わった。

歌詞もストレートな湘南サウンドの象徴といえる「夜空の星」や「蒼い星くず」を彷彿させる、もっとも加山作品の印象が色濃い内容となっている。

同作は、加山雄三84歳の誕生日となる4月11日に、半世紀の時を超え、自身初のデジタルシングルとしてリリース。これをもって活動再開する。

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