EXIT兼近やでんぱ組・古川未鈴ら「アイドルの恋愛禁止」語る

2021/03/20 07:24 Written by Narinari.com編集部

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お笑いコンビ・EXIT、でんぱ組.incの古川未鈴、PASSPO☆の元メンバーでアイドルプロデューサー・振付師の槙田紗子が、3月18日に放送されたニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA)に出演。「アイドルの恋愛禁止ルール」について語り合った。

この日、EXIT・兼近大樹は「“お客さんにどう見られたいか”といったブランディングやパッケージづくりは、芸能界において重要だと思う。だから、それをしっかりと定義し、考えた上で、アイドル活動に人生を捧げるタイプの人がいてもいいと思うし、恋愛禁止のグループに在籍しながらもそのルールを破るブランディングをしていく人がいてもいいと思う」と持論を展開。その一方で「アイドルには10代の方も多い。そういう子たちに恋愛禁止ルールを設けることで、未成年のアイドルに寄ってくる“ヤバい男”から守る意味もあると思う」と推測した。

一方で、元PASSPO☆の槙田は「振付師の目線では、やっぱり恋愛をすることでかわいくなったり、表現力が磨かれたりすることがある。ただプロデューサーの目線では、『一生ダメと言っているわけではないんだから、少しくらい我慢したらどう?』という気持ちにはなる。アイドルというのは、入って3年くらいは新人。その期間に恋愛がバレてしまった場合、バッシングされる可能性も高いので、アイドルという職業を選んだ以上、最初の3年くらいは練習に時間を使うんだ、という覚悟が欲しい」と、アイドルを育てる立場から語った。

また、10年以上にわたりグループを牽引してきた、でんぱ組.incの古川は、結婚発表の際は「周りや会社には迷惑をかけないというのが大前提」だったとした上で、「私の場合、プロデューサーたちと事前にかなり話をした上で決めたし、ファンの皆さんを前にしたライブで発表したのも、アイドルを続けていきたいと思ったからこそのことだった。『金返せ!』と言われたり、その場で帰ってしまうのでは?とも思ったがが、驚きの歓声と、嬉しい悲鳴とで会場がワーッとなってくれた。いいファンを持ったと思ったし、もっと信用していれば良かった、という気持ちにもなった」と、当事者ならではの視点から語った。

この話を受けて、慶応大学特任准教授でプロデューサーの若新雄純氏は「古川さんが10年以上もアイドル活動を続けていた、ということが大きかったんじゃないか。槙田さんが言うように、最初の数年間は一緒に頑張る。そういう下積みの時期に発表すると、『何で自分だけ行ってしまうのか』という気持ちにファンもなると思う。でも、長く応援しているうちに『この子は、自分に何を返してくれるのか?』というところから、『もう十分楽しませてくれたし、メンバーにも幸せになって欲しい』という気持ちに変わってくるのでは」とファンの心理を推察した。

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