EXITが“五輪侮辱演出案”問題に私見

2021/03/20 07:05 Written by Narinari.com編集部

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お笑いコンビ・EXITが、3月18日に放送されたニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA)に出演。東京オリンピック閉会式の“侮辱演出案”問題について、自身の考えを述べた。

番組はこの日、東京オリンピック・パラリンピック開閉会式の総合統括を務めていた、クリエーティブディレクターの佐々木宏氏が、タレント・渡辺直美の容姿を侮辱するような演出プランを考えていた問題をピックアップ。

番組MCを務めるEXITのりんたろー。は「考え方がアップデートできていない、アンテナが低い人が“クリエイティブ”を名乗っているのはいかがなものかと思う」と率直にコメント。その上で「これが面白いと言われる時代が過去には確実にあって。そういう笑いが蔓延していた時期を佐々木さんは生きてきたと思う。それは肌に染みついているものなので、なかなか抜けない。当時は当たり前にあった価値観なので、それがおかしいとは気が付かないと思う。例えばテレビの現場でも、一部のスタッフさんの中には女性に対して彼氏の有無をすぐに聞く人もいる。でもそこに悪気はなく、コミュニケーションの第一歩としてやっているだけ。そういう感覚を正すのは難しいと思っている。なので、令和を生きる者としてはこういう例を見てアップデートして学んでいかなければならない」と反面教師にすべきだと語った。

また、相方の兼近大樹は、お笑い芸人を“サーカス団”に例えて持論を展開。「サーカスの演目のように、お笑い芸人はナイフを投げられても傷つかないような技術を持っていると思う。空中ブランコで言うならば、片方が飛んでも、片方が掴んであげるから成立する。しかし、一般の人たちの中には、その演目が危険な行為であるという意識がなくて、ただ“ナイフを投げたり、空中ブランコを飛んだり”する。そういうプロの技術や信頼関係から成り立つ演目への危機意識が圧倒的に足りていないのが、今回の一件から感じられた。その部分を考え直して、日常で“ナイフを投げ続ける”ようなことはしないでほしいと思う」とコメントした。

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