監督が語る“主演俳優亡き後のブラックパンサー続編”製作

2021/03/13 01:44 Written by Narinari.com編集部

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ライアン・クーグラー(34歳)が、故チャドウィック・ボーズマン不在の「ブラックパンサー」続編製作について語った。

2018年に公開された同マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品の続編製作に着手したクーグラー監督だが、昨年8月、公表していなかったがんの闘病生活の末に、43歳の若さで他界したチャドウィックを失ったことを未だ受け入れられていないという。

「今もその中にある」
「この地球上で過ごした短い時間の中で学んだことの一つに、それを経験している最中に、それを客観的に捉えることは非常に難しいということだ。これは僕が人生で経験した中でも重大なもの。糊のように全てをまとめていた人なしで、このプロジェクトを進めようとしているのだから」

クーグラー監督はポッドキャスト番組「ジェメル・ヒル・イズ・アンボザード」で語る。

また、ボーズマンが他界して以来、私生活と仕事のバランスをとるべく努力しているそうで「仕事と私生活がある。自分が愛することを仕事にしていると、その2つが混ざり合い一体となると言える」「仕事と私生活のバランスをとろうとしているよ。でも、未だそれは出来ていない。これは、僕の仕事人生で最も困難なことであることは間違いない」と続けた。

さらに「マ・レイニーのブラック・ボトムなどでの演技で、没後に各賞を受賞しているチャドウィックと共に過ごした時間については、「これは痛むし、チクチクするよ。でも、信じられないほどやる気にさせてもくれる」「彼を失ったのは、途方もなく悲しいけど、彼と一緒に時間を過ごせたことで途方もなくやる気が出るんだ。人生を通し、彼のような人々の話を耳にする。この人は、今は祖先となってしまったけど、僕はそこにいたんだ。満たされ、そして圧倒される途方もない特権だよ」と語っている。

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