お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次（51歳）が、3月11日に放送されたラジオ番組「アッパレやってまーす！」（MBSラジオ）に出演。吉本興業とのエージェント契約終了について、改めて報告した。

2月25日放送の同番組では、一部メディアが伝えた“粛清”報道に触れながら「オレ、粛清されるのかな？笑」「うちの娘がな、一番下の娘がな、うちのかおり（妻）にさ、『ママ…、パパ粛清されるの？』って。年頃の子だから、パパのこと心配してるわけよ」と笑いながら語っていた加藤。その後、3月9日に吉本興業からエージェント契約の終了が発表され、再びメディアには「粛清」「干される」などの文字が躍る中で、この日の「アッパレ」を迎えた。　　

番組冒頭、「まあちょっとこの話からしなきゃいけないんだろうね」と自ら切り出した加藤は、次のように語った。

「ビックリしたんだよ、オレも」
「ビックリしたんだよ。家帰ったらさ、『パパ〜』って娘が。『トレンド入ってるよ〜』って言われて。吉本と契約をしないっていうことにね、なったんですよ」
「4月から、自分でやろうかっていう、やるっていうことになりましたよ」
「エージェント契約の契約が1年更新ということだったから、1年更新ということで、双方から契約継続するか、しないかっていう話し合いができるってことになってる契約だから、契約書が。1か月前くらいかな、1か月も前じゃないのか。4週間も前じゃないな。そこで話し合い持ちましょうって会社に言われて。話し合い持ったら『延長しないんで』って言われて『どひゃーー！うそーー！』みたいな」
「吉本興業さんのほうからそういう風に言われたんで。それで契約書通りだから、ノーっていうのも違う話だし、実際に番組の中でああいう発言したのも僕自身ですから、それはわかりました、ということになって契約終了と。形になったということですね」
「オレはこのまま仕事続けてっていうことになっていくんだけど、もういろいろネットニュースとか、わけわかんないの書いてるのあるよなぁ、本当にな」
「ギャラとかもな、『スッキリ』の分しか（吉本に）払ってねぇ、そんな記事とか出てて。ビックリしたわ、オレ。パーセンテージの割合みたいなのは言っちゃいけないっていうから言わないけどさ、ギャラが吉本に入ってるのが『スッキリ』だけだっていう、話になってる。書いてる奴がいる。んなわけねぇじゃんな。このラジオもちゃんと払ってますよ」
「心機一転じゃないですけど、なんかね、あれだね、初心に帰るというか、どっかでなんかあったのかな、オレの中でも。吉本にいる、みたいな感情が、傲慢じゃないけど、安心、どっかあったのかもしれないな」
「（前々回の放送で相方の山本圭壱が）“粛清”の話とかしてたじゃん。あのときまだ山本に言ってなかったからさ、2週間前は。“粛清”の話しだしたから、『おいおい、お前なにしだしてるんだっよって。おまえ、なんちゅうこと言い出してるんだよってちょっと思ったんだよ。まだ発表してないんだよって。発表してからにしてくれよって思ったんだよ。ビックリしたんだから。なんかこいつ知ってるのかなと思った」
「諸先輩方には連絡して。お世話になった方もいっぱいいるしね。そこは申し訳ないなっていうのもあるんだよね。オレの発言からこのエージェント契約っていうのが、新しい契約が吉本興業さんのほうにできてね、それでやってる方も何人かいるから、オレはエージェントで続けながらっていうのは気持ちとしてはあったんだけど、やっぱりそれは言われたらしょうがないっていうところはあるからね」