「007/ワールド・イズ・ノット・イナフ」の監督死去

2021/01/12 01:14 Written by Narinari.com編集部

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映画監督のマイケル・アプテッドが死去した。79歳だった。

1999年作「007/ワールド・イズ・ノット・イナフ」などで知られたアプテッド監督の訃報を受けて、同シリーズのプロデューサーであるマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリが「全てのジャンルの間を容易く成功的に動く才能があった」と追悼の言葉を記している。

ウィルソンとブロッコリはジェームズ・ボンドの公式インスタグラム上で「大いなる悲しみの中、マイケル・アプテッドの死去をここで発表します。彼は才能に溢れた幅のある監督で、全てのジャンル間を容易く成功的に動くユニークな才能を持っていました。彼は一緒に仕事をした全ての人に愛されました。『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』で彼と一緒に仕事が出来たことは私達の喜びでした。遺族や友人、同僚の方々に私達の愛とサポートを送ります」とお悔やみの言葉を綴った。

またアプテッドが2003年から2009年にかけて会長を務めた全米監督協会のトマス・シュラミ会長は「監督、そして比類のない協会のリーダーとして、恐れ知らずで先見の明があったマイケルは他の人が見えていない物事の軌道を捉え、彼の見識と人生を通した献身に私達は皆恩恵を被りました」と故人を称えた。

アプテッドはアカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーの理事を務めたこともあり同賞の公式ツイッターは、1964年から14人の子供達の人生を追ったドキュメンタリー番組「UPシリーズ」や、映画「歌え!ロレッタ 愛のために」「愛は霧のかなたに」などといったアプテッドの生前の功績を称えている。

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