「エクソシスト」の新しい続編の監督として、デヴィッド・ゴードン・グリーン監督が現在交渉に入っているという。2018年作「ハロウィン」などで知られるグリーン監督は、再びブラムハウス・プロダクションズとタッグを組んで、名作ホラー映画を扱うことになりそうだ。

1974年に日本公開された「エクソシスト」は、その後、続編2作、前日譚2作、テレビ番組が製作されたが、同新作が「ハロウィン」と同じく、これまで発表された続編などとは関連しない新しい内容になるかどうかは明らかになっていない。

ウィリアム・フリードキン監督によるオリジナル作品は、ホラー映画史上最高の興行収入を記録した作品の1つであり、アカデミー賞作品賞にノミネートされた初のホラー映画でもあった。

ウィリアム・ピーター・ブラッティが1971年に発表した同名小説を原作とする同作は、エレン・バースティン、マックス・フォン・シドー、リンダ・ブレアらが出演、その恐怖感から上映中に失神したりと、医療処置が必要となる観客が続出して話題となった。

なお、フリードキン監督は最近、続編には関与しないことをソーシャルメディアを通し明らかにしている。