有村架純、2020年は「挑戦した1年でした」

2020/12/18 04:01 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


女優の有村架純(27歳)が、企業広告のイメージキャラクターを務める東芝の新テレビCM「世界を、止めるな。」篇に出演。12月19日より、全国で順次放映を開始する。それに伴い、有村がインタビューに答えた。

質問:CM撮影の感想をお聞かせください。

有村:今回は久々のロケでしたが、「世界を、止めるな。」というテーマに沿って、東芝がいろんな技術を進化させていくことを表現するCMだったので、明るい未来を見るような力強い気持ちで撮影に臨みました。表情のパターンで、真剣な眼差しで見る、ちょっと笑いながら見るとか、いろいろあったのですが、やさしい気持ちで世界を見渡すことができました。

質問:CMで宮沢賢治の詩「雨ニモマケズ」を朗読した感想をお聞かせください。

有村:この詩は、数々の方々が朗読されているので、私も過去の作品を動画サイトで見て勉強しました。見ている方に伝えないといけないという思いもありますし、自分の中だけでなく、画面を通して見た方にきちんと伝えるにはどうしたらいいのかと、いろいろ試行錯誤した結果、今回のような朗読になったんですけど、やっぱり詩に気持ちを込めて伝えるというのは難しいですね。この詩はとても意味のある、思いの強い詩だと思いますし、そのプレッシャーというか、恐縮ながら、という気持ちです。

質問:「雨ニモマケズ」にかけて、有村さんの「〇〇ニモマケズ」はどんなことでしょうか?

有村:負けたくないこと…朝は強いです。どれだけ疲れていたとしても、いつもパッと起きられちゃいますね。布団の上でダラダラすることもなく、割とすぐに起きて、朝が始まる感じです。だから、「アサ(朝)ニモマケズ」でしょうか(笑)。夜には負けるんですけど、朝には負けないです。

質問:有村さんにとって、2020年はどんな年でしたか?

有村:今年に入ってから、自分の仕事面について、これからどうしていくべきか、事務所の方とも話し合いを続けていたのですが、自粛期間の3ヶ月の中で、いろんなことを考える時間を経て、今は自分のためにお仕事をする選択をしてもいいのかなという風に思うようになりました。これまではいろんなバランスを見ながら、事務所の方が勧めてくれたお仕事に自分も賛同していくやり方でしたが、同じやり方でやっても自分の幅が広がらないので、自分の幅を広げるために挑戦をするということが今年、なんとなく思っているテーマというか。とにかくやってみないと分からないし、そこでちょっと違ったなと思えば、軌道修正すればいいかなとか、とにかくやってみるということに挑戦した1年でした。

質問:ちなみに、自粛期間中はどんなことに挑戦されていたのでしょうか?

有村:新しく始めたものは特になくて、どちらかというと、できていなかったことに時間をかけたというか。たとえば、料理をするにしても、ちょっと時間をかけて作るとか、洗顔ひとつにしても、ゴシゴシするんじゃなくて、やさしくいたわるように洗うとか、丁寧に自分と向き合ってみるということをしたような気がします。些細なことですが、そうすると気持ちがほぐれたので、やって良かったかなと思いますね。新しいことに挑戦するよりも、自分的にその時間はとても良い時間でした。

質問:2021年の目標、抱負をお聞かせください。

有村:2021年もきっと、挑戦している最中ということになると思うので、まだまだ自分の見たことのない自分を開拓したり、発見したり、ということに重きを置いて活動していきたいなと思います。

質問:CMを見る視聴者へ、メッセージをお願いします。

有村:今回のCMでは、インフラサービスカンパニーとして、「世界に立ちはだかる様々な課題」に、「技術の力」で立ち向かう東芝さんの姿を、宮沢賢治さんの詩、「雨ニモマケズ」とともに表現しています。どんな逆境にも負けることなく、ひたむきに、力強く未来へ進んでいく。そんな詩に込められた想いは、新型コロナウイルスが流行した今年、あらためて世の中に注目されていると思います。そして、CM 本編では、私が「雨ニモマケズ」の詩を朗読していますので、ぜひ多くの皆様にご覧いただければと思います。


TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.