松本人志、“38年間共演なし”同期トミーズ雅を語る

2020/12/13 11:39 Written by Narinari.com編集部

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お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(57歳)が、12月12日に放送されたバラエティ番組「せやねん!祝1000回 関西のみ〜んなに感謝せんかいSP」(毎日放送)に出演。同番組MCで、同期(吉本総合芸能学院[NSC]一期生)のトミーズ雅(60歳)について語った。

ダウンタウンの同期と言えば、お笑いコンビ・ハイヒール(モモコ、リンゴ)の名前が挙がることが多いが、トミーズもまた同期のコンビ。松本は「雅はあるときまで、NSC入ってしばらくしてからは、ほんまにお兄ちゃんやと思ってた。年上で、ガタイも良くて、ボクシング、頼りがいもあるから、オレはもう本当にお兄ちゃんのように慕ってたもん」と語る。

そして「あるときまで?」と聞かれた松本は「あるときお兄ちゃんが、急に“お天狗”になりだして…お兄ちゃんじゃないわって…」。「ABCかな?新人漫才コンクールで新人賞獲った、トミーズさんが。そうしたら急に“お天狗”になられて。お兄ちゃんはすっごい褒めてくれたんですよ。『お前らおもろい。お前らの漫才みたいにオレらはできへんから、一生懸命頑張るねん』みたいな。そしたらお兄ちゃんがABCで賞獲ったら、次の日に『ダウンタウンも悪くはないんやけどな』。あれ…お兄ちゃん…お兄ちゃんやない…こんなお兄ちゃんイヤやって思って」と、雅がお兄ちゃんではなくなった日のことを振り返った。

また、松本は「雅に1回、シバかれかけたことも」とのエピソードも披露。「うめだ花月の舞台袖で、オレ次漫才、(前が)トミーズやったんや。(舞台から)トミーズ下りてきて、オレ次出番や…その次くらいかな? 待ってたら、あいつ(雅)ほら、鏡の前でシャドウボクシングするねん。『お前…なんか、オレのことゴチョゴチョ言うてるらしいな』。でも同期やし、そんなあれやから…まあオレも負けてられへんから、『言うてへんけどな…』。しかも言うてたし。そりゃ怒るよね」と、いまでは笑い話としながら、当時を懐かしんだ。

雅は今回、「せやねん!」放送1000回特番にあたり、「会いたい人はいないですか?」と聞かれてダウンタウンを指名したそうで、「38年芸能界で、浜田(雅功)とはツーショットあるんですけど、松本と映ったことがない。『頼むから映させてくれ』って聞いたら『無理や』って。『無理』って言われた。だいぶ頑張ったけど『無理』って」とツーショットは実現しなかったが、VTRでの出演は実現。

VTR明け、雅は「ありがとう、ほんとにありがとう、出てくれて」「ダウンタウンは勝手に売れていってんけど、トミーズというか、僕はダウンタウンいなかったら売れてないから。同期にあんなとんがった鋭利な刃物みたいな感じで笑わす人間がおったら、鋭利な刃物になろうとは思わないよ。勝てないから。ほんで、彼の真逆、真逆、彼の真逆を行ってん。なんとかこの世界に残れた。だから鋭利な刃物みたいな面白いこと、オレ言われへんやんか、ほっとけ。だからそれを教えてくれたのは彼やから」「天才と同期になったというのが、僕の宝」と語った。

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