「エイリアン」リドリー・スコットは監督候補5番手だった

2020/12/11 11:33 Written by Narinari.com編集部

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リドリー・スコットは、映画「エイリアン」の監督候補として、5番目に名前が挙がっていたという。1979年の大ヒット作で一躍有名となったスコット監督だが、ほかの監督が断ったためメガホンを執ることが出来たと明かしている。

スコットは、ガーディアン紙に次のように語った。

「私は第1候補ではなかったのです。『エイリアン』の監督候補の5番目でした」

製作側は、故ロバート・アルトマンにも話を持ち掛けていたそうで、「愚かにもアルトマンにSF作品の監督を依頼したんですよ。彼はただ 『冗談ですよね? いい加減にしてください。頭がどうにかなっちゃったんですか?』って答えていました」とスコットは続けた。

シガニー・ウィーバーとジョン・ハートが共演した同作は、その後、ジェームズ・キャメロン監督による「エイリアン2」を含む続編3作、そしてスコットによる前日譚2作「プロメテウス」「エイリアン コヴェナント」が製作された。

また、「ブレードランナー」「アメリカン・ギャングスター」「グラディエイター」など映画史上に残る数々の名作を世に送り出してきたスコットは、「エイリアン」シリーズはまだ「マイレージ」が残っていると考えているそうで、「『エイリアン』にはまだまだマイレージが残っていると思いますよ。しかし再進化する必要がありますがね」と話している。

一方、エレン・リプリー役を演じたシガニーは最近、40年以上も前に公開された作品が今でも楽しまれていることが嬉しいとして、「『エイリアン』の関係者は皆、この映画が今でも人々の心に響いていることをとても嬉しく思っているわ」と話していた。

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