11月12日に放送されたバラエティ番組「最高の最下位！」（読売テレビ・日本テレビ系）で、「全国ジェットコースター最高速度ランキング」が発表され、宮城県仙台市の遊園地・八木山ベニーランドの「エアロ5」が、“日本で最も遅いジェットコースター”の座に輝いた。

番組は今回、全国の遊園地にジェットコースターの最高速度を問い合わせ、回答を得た176のコースターについてランキングを作成。“日本で最も速いジェットコースター”には富士急ハイランドの「ド・ドドンパ」（最高速度180キロ）が選ばれ、逆に最高速度13キロ台との回答だった、八木山ベニーランドの「エアロ5」と、東京都荒川区の遊園地・あらかわ遊園の「ファミリーコースター」が最下位候補となった。

そこで番組は、2つのコースターについて、GPS速度計を用いて最高速度を測定。その結果、「エアロ5」のほうが遅いことがわかり、見事に八木山ベニーランドは“日本で最も遅いジェットコースター”の称号を手に入れた。

この結果を受け、Twitterなどネットでは宮城県民を中心に、喜びの声や、八木山ベニーランドの想い出を語るツイートが次々に投稿され、一時トレンド1位になったほど。「トレンドにいたから閉園かと思って心配しちゃったよ！」「ベニーランドのトレンド入り草」「ベニーランドは最高だよ！」「新たな称号手に入れたの素晴らしい」「ベニーランド行きたくなってきたｗ」「♪ヤンヤンヤヤーンの八木山の〜」などの声が上がっている。

なお、“日本で最も遅いジェットコースター”の「エアロ5」は、八木山ベニーランド公式サイトによると、「イタリア・ザンペーラ社の懸垂型（吊り下げ）のファミリーコースター。すでにインド、スペイン、イギリスに各1基設置済みで、日本では初めての導入となります。乗り物は1編成のみで連結した5台の飛行機型ゴンドラが、引き上げ装置で上昇した後、109mの走路を反転走行し、2周する。カーブ半径と反転角度で左右に揺れ、空をとぶような動きを楽しめます」とのことだ。