ジョン・ボイエガ（28歳）は、「スター・ウォーズ」シリーズ再出演はしばらく時間を置いた方がいいとしている。

スカイウォーカー・サーガ最終章の続三部作でヒーロー役のフィンを演じたジョンだが、同役再演の可能性を完全に否定はしないものの、しばらくは他のプロジェクトを試してみたいという。

ヴァラエティとアイハートによるポッドキャスト番組「ザ・ビッグ・チケット」に出演したジョンはこう話している。

「今のところ（いろいろな役をこなせる）器用さが僕にとって一番重要なんだ。僕の器用さを凄く試してみたい人がとても沢山いる。いろいろな役とキャラでね。自分のやっている事を楽しんでいるよ。だから、一つの役に留まるのは時として難しい事もある」

また、同シリーズ中のフィンの扱われ方について不満があり、ディズニーの上層部らと正直な会話をしたそうで、こう明かしてもいた。

「キャストの一人、中でもストーリー上重要な役を担う俳優のシリーズ出演が発表される。すると人種差別的な大きな反発やネットでの罵詈雑言により、素晴らしい才能であるはずのものに影が落ち始める。そんな時、製作側が 声を上げてサポートする事は絶対に重要だ。公の目を気にしてではなく、実際の撮影現場は団結していると感じるためにね」

ジョンは以前、ディズニーはフィンを実際よりも遥かに重要な存在として売り込んでおいて、その後脇に追いやったと話していた。

「次にあの役を誰かにキャスティングする際は、ちゃんと過程を踏むこと。俳優はそういうサポートを必要としているんだ。またボイエガと同じ経験はさせるべきじゃない」