マイケル・J・フォックス“人生最悪の瞬間”語る

2020/11/06 08:37 Written by Narinari.com編集部

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マイケル・J・フォックス(59歳)は、腕の骨折をした時が人生最悪の瞬間だったと振り返っている。

ほぼ30年間パーキンソン病の闘病生活を続けているマイケルだが、背中にできた非がん性腫瘍の摘出手術後の療養中、腕を骨折したそうで、人生で最も落ち込んだ時だったという。

マイケルはピープル誌にこう語る。

「あれは確実に最悪の瞬間だった」
「ポキっと折れちゃったんだ。台所の壁にもたれかかって救急車が来るのを待っていた。『僕にとって、どん底とはこれだな』って感じていたよ」
「そして全てに関し自問し始めたんだ。『これを笑顔で迎えることなんて出来ない。明るい面なんて1つもない。良い点なんてない。ただ後悔と痛みだけだ』ってね」

また、長年ポジティブな姿勢を保ってきたマイケルも、自身がほかの人を励ます位置にあるのか疑問を持ち始めたそうで「パーキンソン病、背中、そして腕、それでもほかの人の経験に比べれば不幸指数の針を動かせるほどではなかっただろう」「でも『顔をあげて、明るい面を見よう。全ては上手く行く』なんて、僕が言えるわけないって感じてた」と続けた。

そしてマイケルは現在、妻のトレイシー・ポラン、そして31歳から19歳までの4人の子供との穏やかな暮らしを楽しんでいるそうだ。

「僕の暮らしは穏やかなものだよ。本当に良い時を過ごしている」
「人は信じてくれないけど、僕は人生を愛している。僕の家族と一緒にいること、そしてトレイシーと一緒にいることをね。以前はつまらないことを色々していたけど、今はそんなことをしないのも気に入っている。気力や時間がないからね」

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