バラエティ番組「でんじろうのTHE実験」（フジテレビ系）のロケで背骨の圧迫骨折の重傷を負ったお笑いコンビ・トレンディエンジェルの斎藤司（41歳）が、事故から2日後の10月10日、生放送のラジオ番組「トレンディエンジェルのPePePeラジオ」（文化放送）に出演。けがの状況などを語った。　　　

この日、リスナーからたくさんの心配の声が寄せられた斎藤は「痛み止めとかも飲んでるんで。自分の中でポジションがあるんですよ。ピッと背筋を張ってると、わりと大丈夫かな。（イスに座ってるのは）長時間だとイヤですけどね。立ってるほうが楽だったりします」「寝転んだりすると、単純に起きたりするのがちょっと…面倒くさい、キツイかなっていう」「くしゃみは恐ろしいですね。急に（富士急ハイランドの）『FUJIYAMA』のてっぺんに行ったような感覚というか。『ヤバイ…あれ…やばい来ちゃった』みたいな。その感覚なんで、なんとかしてこのくしゃみを乗り過ごさなくちゃという感覚」と、現在の状況を報告。病院で医師からは「不幸中の幸い、と言ったらあれですけど。先生にも『これくらいで済んで良かったね』っていう感じで」言われたという。　　

そして「すみません。本当にご心配おかけして申し訳ございません。申し訳ないです、本当になんか。こう考えると、出川（哲朗）さんとか上島（竜兵）さんとかの運の強さっていうのを感じますよ。あんだけ体張って、ケガひとつしない。やっぱり“持ってる”人は“持ってる”んだなって。そうすると、オレって“持ってない”んだなって思いましたよ」と語り、斎藤が謝る必要はないのでは？と聞かれると、「スタッフさんと一緒に、道中、行く前にワクワクドキドキしながら、僕も撮るわけですよ。だから仲良くもなってるわけでね。だからそういう人たちを顔を曇らせてしまったという、我々にしかない関係性はありますから。あんなにみんな、その前に笑ってくれてたのに、申し訳ないなっていうのはありますよ、そりゃ」と、スタッフに対する想いも明かした。　　

ちなみに、大声を出すことは大丈夫だそうで、「昨日もさんざん大声出すロケしてきたんで。やまびこのロケやってきた。そんなに声が響くという感じではないんですよ。痛かったら言いますよ。やってみた感じ、そこも大丈夫そうだなって。ひとつひとつクリアしてる」とのこと。

そして、中村あゆみの名曲「翼の折れたエンジェル」を替え歌にして、「♪Ohhh... 腰の折れたトレンディエンジェル〜」と歌い上げた。