90歳イーストウッド、新作映画で監督兼主演へ

2020/10/06 05:45 Written by Narinari.com編集部

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クリント・イーストウッド(90歳)が、N・リチャード・ナッシュによる1975年発表小説「クライ・マッチョ」の映画化作品で監督兼主演を担う。2000年に87歳で他界したナッシュが、生前にニック・シェンクと脚本を手掛けた本作では、アルバート・S・ラディ、ジェシカ・マイヤー、ティム・ムーアと共にイーストウッドがプロデューサーも務めるという。

「クライ・マッチョ」は、メキシコシティで母親と一緒に暮らす少年を誘拐し、自身の元雇い主であるテキサスに暮らす父親の元へ届けて5万ドル(約530万円)を稼ごうと企てる馬調教師マイク・ミロ(イーストウッド)の姿を描く作品。

2018年作「運び屋」以来のイーストウッド出演作となる同新作は、1980年代にもイーストウッド主演兼監督で製作の話が持ち上がっていたが、本人が1988年作「ダーティハリー5」に専念することになり、製作へは至っていなかった。  

その後2000年代には、アーノルド・シュワルツェネッガーが同作に関心を示したものの、2003年にカリフォルニア州知事選に出馬したことから一度保留、2011年にはシュワルツェネッガー主演作として発表されるも製作されることはなく、イーストウッドが新たに手がけるかたちとなった。

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