ロックバンド・AC/DCが、ポスターやウェブサイトを通して再始動を示唆している。

先日は稲妻ロゴが映った動画をツイッターに公開し、その後、ギタリストのアンガス・ヤングが通っていた豪シドニーにある高校「アッシュフィールド・ボーイズ・ハイ・スクール」に円柱ポスターが出現、「PWRUP（パワーアップ）」と謳っている。

また、その写真を、オーストラリアのラジオ局トリプル・M・ロックがインスタグラムに投稿。「このポスターが、アンガス・ヤングが昔通っていた高校に現れた。AC/DCの現在の状況はいったい？」と綴られている。

一方、特設サイトのpwrup.acdc.comでは、現在ニュースレターへの登録が可能となっており、活動再開の新情報をいち早く聞くことができるようだ。ちなみに同サイトに掲載されたものの、その後削除された写真には、ブライアン・ジョンソンとフィル・ラッドの姿があり、彼らの復帰も予想されている。

フロントマンのブライアンは2016年に難聴が進行し、医師の指示で同バンドを脱退、ガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズがその代役をツアーで務めていた。一方フィルは殺人教唆罪、覚せい剤と大麻の所持を認め、2015年の「ロック・オア・バスト」ツアーを降板していた。

そんなブライアンがレコーディングに参加したことでも知られる同バンドの新作について、トゥイステッド・シスターのディー・スナイダーは先日、元メンバーの故マルコム・ヤングも登場する見込みだとしてこう漏らしていた。

「ブライアンと最近ディナーを共にしたんだ。で、復帰についての話題になった」
「彼はいろんなことを話してくれた。俺は言いたくないけど」
「でも写真が公開されているしブライアンが認めていたよな。彼らはスタジオにいる。レコーディングをしているよ」
「でもメンバーの多くはもういないから、オリジナルとは言いたくない。けどお馴染みのラインナップが戻って来ていくつかサプライズがあるんだ。俺の口からは言えない。マルコム・ヤングに関しては俺はひどく驚いたとだけ言っておく」
「マルコムがいるってこと。それこそ俺らが知っている大好きなAC/DCだろ」