マーベル新作監督に“日本のマンガ”の影響

2020/09/05 02:24 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


クロエ・ジャオ監督(38歳)は、子供時代の経験が、メガホンを執るマーベルの新作「エターナルズ」に影響していると明かしている。北京で生まれ、その後ロサンゼルスに移住したジャオ監督は、同新作は東洋と西洋の両方が表現されたものになると約束した。

ジャオは、ザ・ハリウッド・レポーターに「私には深く、確固とした(日本の)マンガのルーツがあるんです。私はその一部を『エターナルズ』に持ち込みました。そして、さらなる東洋と西洋の融合を推し進めることを楽しみにしています」と話す。

またジャオは、アンジェリーナ・ジョリー、リチャード・マッデン、ジェンマ・チャン、クメイル・ナンジアニなどがキャスト陣に名を連ねる同新作をファンの立場から作っているとして、「『アベンジャーズ/エンドゲーム』の後、さらにどれだけのことが出来て、どれだけ規模を大きくできるのかと考えました。私はただの監督としてこの映画を作っているのではなく、ファンとしてこの映画を作っているのですから」と続ける。

新作では、自身の以前の作品と比べ、かなり巨額の製作費が使えたジャオだが、マーベルからは創造性の自由を与えられたという。

「私の思う通りに撮影しましたよ。ロケ地でね。魔法の時間が多くありました。同じカメラで360度の撮影は私が『ノーマッドランド』でしたことと同じです。同じ設置です」

さらに来年公開予定となっている同マーベル新作の機会を得たことに関しては、「現実のような気がしません。まだ何か起こるんじゃないかと思ってしまうのですが、そうはなっていません」「マーベルがリスク覚悟で何か異なることを求めたのは私にとって幸運でしたね」と語っている。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.