アイドルグループ・AKB48の柏木由紀（29歳）が、8月26日に放送されたラジオ番組「アッパレやってまーす！」（MBSラジオ）に出演。同日放送された音楽番組「2020FNS歌謡祭 夏」（フジテレビ系）で、AKB48の「フライングゲット」を初めてセンターで歌ったことについて、心境を語った。

柏木はこの日、「初めて。『フライングゲット』で、9年前の曲で、初めてセンター、きょう番組でやらせてもらえて」と、「FNS歌謡祭」での嬉しい出来事を報告。

センターで歌うことになったのは、「（番組に）16人出てて、全員歴代のAKBの衣装、それぞれ、一人ずつ違う衣装を着るってなったときに、『フライングゲット』の金の衣装あるんですけど、PVとかの。あれが一応選挙で選ばれたメンバーしか着れないっていうのがあって。私とみーちゃん（峯岸みなみ）、横山由依ちゃんの3人しかいなくて、その衣装。ほぼいなくて、『フライングゲット』の衣装がまわってきて、だったら曲やるのでって、トントントンと急にセンターに」と経緯を説明する。

そして、「どうだったセンター？」「（初めて）センターから見る景色は？」と聞かれた柏木は「カメラが、しかもきょう1カメショーみたいな感じで、ずーっと一個のカメラで追ってるのが、自分をずっとカメラが追うっていう経験がなかったんで、普通に緊張して、めちゃくちゃ顔引きつってるし、めちゃキョドってて。やっぱセンターじゃないんだなっていうことを…」と、これまで数多の現場を経験してきた柏木でも、センターはかなり異なる緊張感があったそうだ。

そんな“センター・柏木”について、ケンドーコバヤシが「どうする？ この間のジャイアンツみたいに（※野手が投手として投げたことに対し、OBから否定的な声が上がった）、AKBのOGたちが『何事だ！』みたいなこと言い出したら。『センターがいないからって、なんで柏木なんだ』って」と質問。

柏木は「死んじゃう死んじゃう死んじゃう死んじゃう。震えが止まらない、そんなの。できれば届かないで欲しい。本当に。私が（センター）やったことは内密に」と怯えたが、一方で「長くいれば良いこともありますね」「みーちゃんも『会いたかった』センターで、私が『フライングゲット』センターやったんです。こんな日が来るなんて」と、噛みしめるように喜びを語った。