レッド・ホット・チリ・ペッパーズの元ギタリスト死去

2020/08/25 06:44 Written by Narinari.com編集部

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元レッド・ホット・チリ・ペッパーズのジャック・シャーマンが死去した。64歳だった。同バンドのデビューアルバムや初の全米ツアーに参加していたジャックが他界したことがレッチリの公式ツイッターで発表されたが、死因については明らかになっていない。

ツイッターでは「レッド・ホット・チリ・ペッパーズのファミリーは、息を引き取られたジャック・シャーマンのあちらの世界へのスムーズな航海をお祈りします。ジャックは我々のデビューアルバムとアメリカでのファーストツアーで演奏してくれました」「とてもユニークな人でしたから、全ての良き時間とその間にあった悪い時にも感謝します。安らかに」と綴られており、ベースのフリーも「シャームに愛を込めて」とコメントしている。

ジャックは創設メンバーであったヒレル・スロヴァクに代わって、ギタリストとしてセルフタイトルのデビューアルバムに参加、1985年のセカンドアルバム「フリーキー・スタイリー」では共同作曲者に名を連ねたが、リリース前にヒレルが再加入したことで、バンドを去るに至った。

その後リリースされたアルバム「母乳」「アビイ・ロード E.P.」にも参加したが、8年前にレッチリがロックの殿堂入りした際にはメンバー入りはしていなかった。

当時、その心境をジャックはこう語っている。

「名誉を汚されたようで気分が悪いよ。こうして祝福されている中、そこから外されてしまっているのは本当に辛いことだ。自分がバンドに特別何かをもたらしたと言ってるわけじゃない。でも、耐え難い状況の中、ことが上手く運ぶように、努力し続けてきたし、振り返れば、それこそ仕事ですべきことだと思う。それが侮辱された」

ジャックはまた、ボブ・ディランの「ノックト・アウト・ローデッド」をはじめ、ジョージ・クリントン やファーガル・シャーキーのレコーディングにも参加したことで知られている。

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