カンニング竹山、軍団山本4人感染の報道に「正直…」

2020/08/19 04:01 Written by Narinari.com編集部

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タレントのカンニング竹山(49歳)が、8月17日に放送されたニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA)に出演。お笑いコンビ・極楽とんぼの山本圭一率いる“軍団山本”が、YouTubeで生配信を行った後、出演者4人が新型コロナウイルスに感染したことについて言及した。

竹山は「正直な事言いますと、『YouTubeまでこうやっていろいろと言われることになっちゃうんだ』と思っています。こういうことを言うと、テレビをご覧の皆さんは『また忖度してる。仲間だから庇ってる』と言う人がいると思うんですけど。きょうの報道を見ていたらずっとこのニュースをメディアが取り上げているじゃないですか。それで芸人の先輩・後輩たちが『どうもすみませんでした』ってことになるんですよ。これがどういう事態を招くかと言うと、感染した人がどういう状態でも『感染すると謝らなきゃいけない』という世の中になる。僕はそれがダメだと思う。だって病気は誰だってなるし、この番組も感染対策を取っていても、誰かしらがウイルスを持っていて、移るかもしれないじゃないですか。街中でもみんな、予防は一生懸命します。それなのに、『感染したら謝らないといけない』っていう風潮をどうにか辞めないといけない。この番組でも取り上げていますけど、もしかすると『取り上げる必要があるのか?』というところを考えなきゃいけないと、テレビを見て思いました」と、感染者したタレントが、謝罪しなければならない現状について、疑問を呈した。

また、吉本興業がタレント側に求めている感染防止策を守らずに、YouTube配信が行われていたことについて、レギュラーコメンテーターでジャーナリストの堀潤が「ここに至るプロセスが知りたいですよね。テレビ各局それぞれの現場では、恐らくみなさんも感染対策をしている。それなのに、山本軍団の収録になった時に『あれ?いつもやっている対策とらなくていいんだっけ?』って、誰かが言ったのか言わなかったのか…。それとも何かしら意図があったのか。そういった今後の改善に繋がるような説明があったらいいのかなと思います」と、当時の状況についての説明を求めた。

自身もYouTube配信を行っている黒肌ギャルユニット「blackdiamond from2000」のリーダーで、“令和最強ギャル”と呼ばれるあおちゃんぺさんは「YouTubeってめちゃくちゃ“内輪ノリ”になるんです。だから、仕事感が抜けてしまって、ちょっと遊びっぽくなって、気を付ける意識が無くなってしまうというか…」と、テレビ収録とは違ったYouTubeならではの空気感を明かした。

さらに、就活サイト「ワンキャリア」の取締役・北野唯我さんは、「竹山さんがおっしゃったように、叩きすぎると外に出られなくなったり、居酒屋やご飯に行けなくなっちゃうので叩きすぎるのは微妙。ただ、一般人の方とは違って、芸能人はそれをお仕事にされているので。その場において、ちゃんとした対策をせずに世間から怒られてしまうのは、それはやっぱり自分たちの責任だと思う。だから芸能人としての職務の特徴だとも思いました」と、独自の見解を語りました。これを聞いた竹山さんは、「また違った見方なんですけど、今はもう、テレビもネットもYouTubeも関係ないですよ。北野さんもおっしゃるように、『タレントさん、テレビでは対策とってるじゃないですか。そしたらYouTubeでもやっぱり対策やらなきゃいけないんじゃないですか?見てる人はみんな一緒なんですよ』って視聴者の方は思う。メディアは媒体問わず一緒ってなってきてるから、我々は今テレビの仕事をするには、ロケに行くにも感染予防を全部しながらやっている。だから、自分たちで作るYouTubeであっても、世の中に出すのであれば、責任を持ってやっていかないといけないという社会ですよね」と話した。

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