英女優、北朝鮮のプロパガンダ動画に出演の過去

2020/08/18 09:14 Written by Narinari.com編集部

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ヒース・レジャー、ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルらが出演したテリー・ギリアム監督の映画「Dr.パルナサスの鏡」で、主要人物の一人を演じた英女優リリー・コール(32歳)は、かつて北朝鮮政府制作の動画に登場したことがあるという。モデルとして活動し始めた14歳の頃、欧米メディアと消費社会について批判するプロパガンダ動画に出演したそうだ。

今回、新刊「フー・ケアズ・ウィンズ:リーズンズ・フォー・オプティミズム・イン・アワ・チェンジング・ワールド」の一部をデイリー・ミラー紙が入手、その中にはこう書かれている。

「姉と私は低収入の母親のもとロンドンで育った。私のキャリアは、消費主義の顔として14歳で始まった。キャットウォークが私に機会と特権をくれた。広告やポスター、パパラッチに撮られたり」
「西洋社会の幻想と欺瞞を批判する北朝鮮のプロパガンダ映画にだって出演した!『ILLUSION(幻想)』っていう文字と共に長いつけまつ毛で瞬きをする私の顔が登場した」

そしてモデルとして成功するも、仕事を選ぶことで金銭面での心配がぬぐえなかったとしてこう続けた。

「経済的不安はあったけど、モデル業からはかなり早く距離を置いた。誰と仕事をするかにこだわったし、自分の時間をボランティア活動に注ぐことになった」
「銀行口座の額が激減する中、別の意味で私は豊かだと気が付いたの。経験や人間関係においてね。そして自分が信じる仕事をしていたし。今はミニマリズムを心掛けている」
「依然恵まれた生活ではあるけど、ここ数年でたくさんの物を手放してきているわ」

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