“おうち時間”増加でTVチャンネル権争いが過熱

2020/08/17 21:17 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


新しい生活様式の実践が呼び掛けられるようになり、以前よりも自宅で過ごす時間が長く、そしてその過ごし方も重要視されるようになってきた中、パナソニックは、自宅でのテレビや動画視聴の時間に注目した調査を実施した。

この調査は7月21日から28日まで、Twitterを用いて行われたもの。おうち時間が増えて家族全員の在宅時間が長くなり、リビングのテレビチャンネル争奪戦が発生する家庭も出てくるようになったことから、調査では「家族でのチャンネル争奪戦で勝つのは?」と質問。その結果、お父さん(32.4%)・子供(31.4%)・お母さん(24.9%)と、かなり拮抗した戦いになっていることが明らかになった。

また、いまや幅広い世代・地域で広まった新しいテレビの楽しみ方の1つであるビデオ・オン・デマンド(VOD)を活用している人は、どのようなきっかけで、VODを見始めたのだろうか。調査を行ってみると、「好きな時に見たい動画が見られる」(52.2%)と「おうち時間が増えたから」(29.4%)で8割以上の支持を集め、主なきっかけであるということが分かった。

中でも「おうち時間が増えたから」という理由で、VODを利用する人が増えていることからも分かるように、このコロナ禍においてテレビの在り方も急激に変わってきていると推察される。また、放送エリア外の番組でもVODを使用すれば視聴が出来るというメリットもあるようだ。

ただ、好きな時間に好きな場所で楽しむことが出来るVODだが、主にスマートフォンで観ることが多いからこそ発生する悩みがあることも、調査の中で分かってきた。

電池残量や通信制限、通信状況に関しての悩みも挙げられたが、最も多かった悩みは「画面が小さく見えづらい」(36.3%)ということ。スマートフォンは携帯がしやすい反面、画面もテレビと比較すると小さく、おうち時間の中で視聴することが多い現状では、使用のしづらさを感じる場面が多いのかもしれない。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.