ギレルモ・デル・トロ監督、コロナ渦中の撮影は大変

2020/07/31 07:47 Written by Narinari.com編集部

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「パシフィック・リム」などで知られるギレルモ・デル・トロ監督(55歳)が、新作ホラー映画「ナイトメア・アリー」の撮影で「巨大な」挑戦に直面しているそうだ。同新作のメガホンをとるデル・トロ監督は、新型コロナウイルス感染拡大の中、ブラッドリー・クーパーやケイト・ブランシェットを含むキャスト陣の安全を確保しながらの撮影がいかに大変かを明かしている。

「このキャストに恵まれたことは素晴らしいことだ。でも、全てのスケジュールを組み直すことは巨大な挑戦。皆が活動を再開しつつあるから、皆があちらこちらに行っている。全ての人のスケジュールを合わせないといけないからね」とデル・トロ監督は話す。

また、同新作の舞台がカーニバルであるにも関わらず、感染防止を考慮した撮影現場は、従来のそれとは全く異なり、病院の手術室のようだという。

「無菌でなくてはならないからね。皆を、ほぼ臨床的と言える状態に保つ必要がある。その状態で、エキストラなど全てを入れてカーニバルを再現しなければならないんだ」

また、エキストラの雇い方にも配慮が必要なそうで、「専用でいてもらわないと。私達の撮影現場から、宇宙を舞台にしたコメディ作品へ行って、隔離期間を置かずに戻ってこられては困るからね」「だから『私達の映画一筋でいってもらいます。3番目の現場へ行って、水曜日に戻ってくるなんてできません』って感じで、基本的にその期間中ギャラを支払うことになる」「何十ページに渡る注意事項を考慮しなければならないからね」と続けている。

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