ピクサー最新作「ソウルフル・ワールド」本予告解禁

2020/07/28 09:05 Written by Narinari.com編集部

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「トイ・ストーリー」制作から25周年という記念すべき年に、ディズニー&ピクサーが贈る最新作「ソウルフル・ワールド」(12月11日公開)。その本予告&本ポスターが解禁となった。

本作のメガホンを執るのは、ピート・ドクター監督。ピクサーの原点「トイ・ストーリー」(1995年)で原案、「モンスターズ・インク」(2001年)で監督デビュー、「ウォーリー」(2008年)では脚本原案&製作総指揮、そして「カールじいさんの空飛ぶ家」(2009年)、「インサイド・ヘッド」(2015年)で2度のアカデミー賞に輝き、世界中に感動の渦を巻き起こした、ピクサーの“感動作”には欠かせない人物だ。現在はピクサーのトップ(チーフ・クリエイティブ・オフィサー)も務めている。

そんなピート・ドクター監督の最新作となるのが「ソウルフル・ワールド」。ジャズ・ピアニストを夢見る音楽教師のジョーはある日、ニューヨークで一番有名なジャズクラブで演奏するチャンスを手に入れるが、浮かれ気分で街を歩いている最中にマンホールへ落下してしまい、目を覚ますと青く可愛らしい姿に――。そこは生まれる前に「どんな自分になるか」を決める “魂<ソウル>の世界”。その世界でソウルたちが、夢や情熱、興味など自分の人生を輝かせてくれる“人生のきらめき”を見つけることで、人間の世界に生まれることができる。

今回解禁された予告編では、謎に包まれていたソウルの世界が明らかに。淡い色彩の美しいソウルの世界で青く可愛らしい姿のソウルたちは、自分の“きらめき”を探すために音楽や文学、化学、体操といった様々なことにチャレンジしていく。そこでジョーが出会ったのは、自分のやりたいことが見つけられず、「人間の世界に行きたくない」と何百年もソウルの世界に留まっているソウルの22番。何を試しても“きらめき”を見つけられず、「人生って、そんなに大切なものなの?」と言う22番に、ジョーは「人生には楽しいことがたくさんある」と“きらめき”を持つことの素晴らしさ伝えようとするが…。まるで人生の迷子のように“生きる目的をみつけられない”22番と、ジャズ・ピアニストになりたいという夢だけを追いかけ、“夢を叶えるためになんとしても地上に戻りたい”ジョー。果たしてジョーは地上に戻り、夢をかなえられるのか。そして、22番は“人生のきらめき”を見つけられるのか。正反対の二人の出会いが生んだ驚くべき奇跡とは…。

ピート・ドクター監督が、「本当にアニメーションを作るために生まれてきたのだろうか?」と自分自身の“きらめき”に疑問を持った時に生まれた本作。そんな彼が自信をもって贈る「ソウルフル・ワールド」は、今の世の中だからこそ “人生の素晴らしさ”に気づかせてくれる、ピクサー史上最も“深い”作品だ。12月11日、全国公開。

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