EXITりんたろー。&兼近が“家族の介護”語る

2020/07/20 10:20 Written by Narinari.com編集部

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お笑いコンビ・EXITが、7月16日に放送されたニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA)に出演。“家族の介護”について語った。

番組はこの日、通学や仕事をしながら家族を介護する15歳〜19歳の若い世代、全国に約4万人いると言われる“ヤングケアラー”の過酷な現実を紹介。

介護士として約8年間アルバイトしていた経験を持つりんたろー。(34歳)は、「僕は介護士としてお金をもらっていたし、介護の相手が他人だからできたっていうのがあると思う。実際自分の親が認知症になったらと考えると、『同じように介護できるかな?』と考えちゃって。それが毎日になった時に、多分パンクしちゃう瞬間が訪れるんですよね。それで、『介護の現場で、高齢者の方が手を挙げられた、殺された』みたいなニュースを見る時に、今までは“異常な加害者を扱ったニュース”だと思っていたんですけど、僕は介護に携わってから『本当に誰でも加害者になりうる』と感じて。介護ってすごくストレスがかかることで、『自身を制御できない人は、“このタイミング”で手を挙げちゃうんだ』ってはっきり分かるんですよ、その衝動は本当に誰にでも訪れることで。それがパンクしないように、周りの色んな人のサポートや、介護施設だったりそういう所が助けてあげて、“負担を分散させるサポート”が必要だなと思います」と、経験者ならではの見解を語った。

一方、相方の兼近大樹(29歳)は「りんたろー。さんから介護の話をよく聞いたり、実際に目にした時に『絶対に自分には介護は無理だな』とすぐに思ったんですよ。自分の家族に対しても、僕本人が介護することはできないと思うんです。そうなると、施設に預けるとかが必要でお金もかかってきますし、なんなら預けると言った時点で世間から『自分の親の面倒も見れねぇのかよ』と批判される不安もあります。本当に難しい問題だと思います」と、介護の現実を目の当たりにしたりんたろー。の実体験を聞いているからこそ、自身の親であっても“介護はできないかもしれない”と感じる素直な不安を明かした。

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