小室哲哉が乃木坂新曲で復活、友人・秋元康「曲書いてよ」

2020/07/16 16:50 Written by Narinari.com編集部

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2018年に引退を表明し、表舞台から姿を消した音楽プロデューサーの小室哲哉(61歳)が、7月24日午前0時より、配信限定シングルとしてリリースされるアイドルグループ・乃木坂46の新曲「Route 246」で作曲・編曲を手がけていることがわかった。

同曲は、齋藤飛鳥がセンターを務める新曲で、作詞は秋元康が担当。小室と乃木坂46は初タッグ、小室と秋元は、2010年11月に発売された、やしきたかじん「その時の空」以来、約10年振りの共作となる。また、秋元が総合プロデュースするAKB48グループ・坂道グループのアイドルグループでの共作は今回が初めての試みだ。

また、小室の楽曲提供は、2018年4月に発売されたラストアイドル「風よ吹け!」の作詞・作曲・プロデュース以来、約2年3か月振りとなる。

「Route 246」は、7月22日25時から生放送される「乃木坂46のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)で初オンエア予定。テレビでは24日、音楽番組「MUSIC STATION 3時間半スペシャル」(テレビ朝日系)にて初パフォーマンスを予定している。


☆秋元康 コメント

小室哲哉は古くからの友人です。一度は引退した彼ですが、時々、会って食事をする度に、音楽への熱い想いは消えていないことを知りました。いろいろな事情はあるのでしょうが、何とかもう一度、小室哲哉に音楽に携わる機会を持って欲しいと思いました。

「曲を書いてよ」そんな話を何度かするうちに、彼がようやく重い腰を上げました。ブランクがあった分、なかなか、思うようなイメージのものが書けないようでした。

結局、7回も書き直しをしてもらったのですが、その作業すら楽しそうでした。

この人は本当に音楽がないと生きていけないのです。音楽にのめり込むとまわりが見えなくなってしまう不器用な人です。そのせいで多くの方に迷惑もかけたのでしょう。でも、小室哲哉はそれを音楽でしか返すことができないのです。

乃木坂46に、書き下ろしてくれた「Route 246」を聴いてください。
彼の音楽への想いが伝わって来ると思います。


☆小室哲哉 コメント

多いなる友情と才能を持った秋元康さん、同じく近しい知人に一年間背中を押され、今回悩みに悩んで作曲・編曲を手掛けさせていただきました。

ここ数年ゼロからアートを学び、改めて概念、すなわちコンセプトを持った創造物の貴重さを感じています。

今回のコンセプトは友情でした。

友人の期待に応えたい一心で今作を作りました。
一貫した、らしさは表現されているのでは?と感じています。


☆齋藤飛鳥(乃木坂46)コメント

もともと小室さんのファンだったので、小室さんが乃木坂46のために曲を作ってくださった事が何よりも嬉しく、また楽曲も「小室さん感」が溢れていて、個人的に本当に嬉しかったです。

この楽曲の曲調と乃木坂46の組み合わせで、どう化学反応が起こるか楽しみです!


☆6月にはラジオ番組「TOKYO SPEAKEASY」(TOKYO FM)に出演

小室は6月11日に放送されたラジオ番組「TOKYO SPEAKEASY」(TOKYO FM)に、秋元からのオファーを受ける形で「公共の電波は2年4か月ぶり」の登場。引退を発表してからの近況を報告したほか、“不仲説”も流れたエイベックスの松浦勝人会長(55歳)についても語り、話題を呼んだ。


☆作詞:秋元康 / 作曲:小室哲哉 過去の作品

1986年11月:原田知世「家族の肖像」
1987年3月:堀ちえみ「愛を今信じていたい」
1990年6月:郷ひろみ「空を飛べる子供たち Never end of the earth」
1993年9月:牧瀬里穂「国境に近い愛の歌」
1993年9月:牧瀬里穂「キャンセルされたプライバシー」
1995年7月:翠玲「恋をするたびに傷つきやすく・・・」
2010年11月:やしきたかじん「その時の空」

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