トラウデン反省「都知事選候補22人掘り下げてなかった」

2020/07/09 07:32 Written by Narinari.com編集部

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現役慶大生モデルのトラウデン直美(21歳)が、7月6日に放送されたニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA)に出演。先日の東京都知事選挙に、過去最多となる22人が立候補していたことについて「22人の候補者を掘り下げなかった」と反省した。

番組はこの日、都知事選には22人が立候補していたにもかかわらず、メディアで報道されるのは小池都知事のほか、れいわ新選組の山本太郎代表、元日弁連会長の宇都宮健児氏、NHKから国民を守る党の立花孝志党首、元熊本県副知事の小野泰輔氏に限られていたことを踏まえ、スポットライトが当たらない、いわゆる“主要候補”以外の立候補者たちにとっての、供託金300万円の支払いや選挙活動の労力に見合う“出馬のメリット”について議論を展開。

今回の立候補者のうち最年少の33歳で、演説では自身の前科についても明かしてきた政治団体・スーパークレイジー君代表の西本誠氏と、介護士でマック赤坂氏率いるスマイル党推薦の込山洋氏をリモートゲストとして迎えた。

「どうせ負けるんだったらコテンパンにやられて経験を積む方が早い」と負け戦を覚悟で挑んだという西本氏は、「最初はヤンキー層が応援してくれていたが、意外に公務員や学校・保育園の先生、弁護士、医者とか、色んな 人たちが最後は応援してくれるようになった。自分は過去の事がネットに出ている。それでもどこまでいけるのか、 応援したいと思う人が必ずいると思った。自分は今回の候補者の中で最年少だったし、主要候補とされる人たちには公約や政策とは別に後ろ盾や組織票がある。報道も平等ではないというのも分かっている。真面目なふり、真面目な恰好でなくても、気持ちで入る票もある」と、自身に投じられた1万1887票に手ごたえを感じたことを告白。

また、西本氏に次ぐ1万935票を獲得した込山氏は、「借金まみれになって終わったが、本当に悔いはない。敗戦の弁で涙を流し、『しばらく島に引っ込む』と言ったら、色々な方が『我々は込山さんの熱意を誇りに思った』『本当に既得権益を断ち切る気持ちがあるのなら、次の衆議院選挙に東京1区から出てくれ』と声をかけてくださる支援者の方もいた」と出馬の選択は正解であったと語った。

一連のやり取りを受け、トラウデンは「認知度を高めるためにはSNSの力も必要だが、やっぱりマスメディアが強いということを今回の選挙結果を見て感じました。22人の候補者の方々がそれぞれに熱い想いを持っていらっしゃることを感じたので、ちゃんとお一人お一人掘り下げて見ていかなきゃいけなかったと私自身も反省しました」とコメントした。
また、番組MCを務めるタレント・カンニング竹山は、「選挙戦が始まると、僕らやメディアは余計なことが言えなくなるんですよね。立候補者22人全員を詳しく紹介する尺もないですし。でも、その問題をどうにかしないといけない。選挙中は、むしろもっと西本さんや込山さんのような候補者について、ああだこうだメディアで取り上げるべき。そうしないと、“泡沫候補”という存在のままで皆さんが終わってしまう。もっとタレントでも評論家でも、マスメディアで選挙について自由に発言していいよ、という風にした方が盛り上がるし、候補者の皆さんのこともちゃんと分かるような世の中になると思う」と語った。

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