カサビアンのフロントマン、トム・ミーガン脱退

2020/07/07 22:05 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


英ロックバンド・カサビアンのフロントマン、トム・ミーガン(39歳)がバンド脱退を表明した。ギタリストのセルジオ・ピッツォーノ、ベースのクリス・エドワーズと共に同バンドを結成したトムだが、「長らく自身の行動に影響を与えている個人的な問題」を理由に、離脱を決定したという。

7月6日に発表されたバンドからの声明にはこう書かれている。

「カサビアンは本日、双方の同意に基づき、トム・ミーガンがバンドから脱退することを発表いたします。トムは長らく、自身の行動に影響を与えている個人的な問題を抱えていたため、今はその回復に全力を尽くすことを希望しています」
「この件に関して、これ以上のコメントを控えさせていただきます」

トムは2016年、長年のパートナーであったキム・ジェームズが、2人の娘であるミミ・マローンを連れて出て行ってしまったことで、精神的に大きなダメージを受けていることを明かしていた。

「頭を整理する必要があった。自分の態度、行動、付き合いを持つ人たちとかね。その人たちが悪いというわけじゃない」
「自分が悪い人間だったんだ。俺がかすませてた。俺が不幸せで、ただ落ち込んでた。ひたすら続けることで、それを気づかぬふりをしてね」
「自分を具合悪くしていた。頭がもうろうとしてたんだ」
「長年の積み重ねの結果だったのかもしれない。自分の行動に責任を持たず、周囲の人に迷惑をかけていた。ひどいもんだよ」

カサビアンは6月20日、地元レスターにてコンサートが予定されていたものの、新型コロナウイルスの影響により中止となっていた。

しかし、その際トムは、出来た時間で2017年の「フォー・クライング・アウト・ラウド」以来となる通算7枚目のスタジオアルバムに向け、曲作りに取り掛かるつもりである同時に、「自伝的な」ソロソングを執筆していると明かしていた。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.