「Nizi Project」完結、1万人から選抜された9人組誕生

2020/06/26 17:55 Written by Narinari.com編集部

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ソニーミュージックとJYPが開催する合同オーディション・プロジェクト「Nizi Project」(ニジプロジェクト)が、6月26日のオーディション番組最終回の放送・配信をもって完結。9名のデビューメンバー、今後活動するガールズグループ名“NiziU (ニジュー)”、そしてNiziUメンバーの努力の証として、6月30日に“プレデビュー”となるデジタル・ミニアルバム「Make you happy」を配信リリースすることが、オーディション番組内で総合プロデューサーのJ.Y. Park(パク・ジニョン)氏より発表された。

2019年2月、記者会見にて登壇したJ.Y. Park氏より発表され、始動した「Nizi Project」。当該プロジェクトはJ.Y. Park氏が描く企業ビジョン“JYP 2.0”のテーマの一つである「GLOBALIZATION BY LOCALIZATION」に基づいたもので、“虹”のようにメンバーそれぞれの個性が様々な色を放つようなガールズグループを発掘・育成、世に輩出することを目的としている。

「Nizi Project」によるグローバル・オーディションは、2019年7月から8月にかけて、日本国内8都市、ハワイ、LAを含めた全10箇所、国籍不問で開催されており、同年9月には1万人を超える応募者の中から26名を選抜、選抜メンバーを東京に集め4泊5日の合宿トレーニングが行われた。

選ばれし26人で臨んだ4泊5日の東京サバイバル合宿では、「ダンス評価」「ボーカル評価」「スター性評価」「SHOWCASE (グループ・パフォーマンス)」が行われ、そこから最終的に14名がネクスト・ステージとなる韓国合宿行きの切符を手にした(うち1名は韓国合宿を辞退)。

一方、韓国合宿は2019年12月末から実施され、その模様の密着取材も敢行。半年間の韓国合宿および最終審査、ガールズグループ誕生までの軌跡を、日本テレビがJ.Y. Park氏の解説付きで楽しめるオーディションバラエティ「虹のかけ橋」で放送してきた。

総合プロデューサーのJ.Y. Park氏ですら「デビューメンバーが何人になるか分からない」と予測不能な展開に虜になるファンが続出し、番組放送・配信時にはTwitterトレンドに「Nizi Project」練習生の名前をはじめ、ミッション・チーム名や「虹プロ」が並ぶのももはや当たり前の光景に。

そんな「Nizi Project」人気過熱の最中、韓国で秘密裏にファイナルステージの撮影が終了、その収録コンテンツが日本に届き、このたび6月26日のオーディション番組で放送・配信開始となった。

このファイナルステージの模様を、まずは日本テレビ「虹のかけ橋」が「虹のかけ橋 デビューメンバー最速公開スペシャル!」として、1時間の拡大版でオンエア。今までのレギュラー放送と趣向を変え、芸能界の「Nizi Project」ファンをゲストに迎え、メインMCの古坂大魔王、森圭介アナウンサーの下、ファイナルステージ上映会形式で放送された。

視聴者にも審査員目線で楽しんで欲しいとの想いから、あえてファイナルステージをライブ・ショー的内容に特別編集した最終回。

2回戦のチーム対抗となったファイナルステージでは、まず“オリジナル曲対決”と題し、各2チームのカラーに合わせ制作された新曲「虹の向こうへ」「Boom Boom Boom」2曲をそれぞれのチームが披露。続く“J.Y. Park自作曲対決”ではJ.Y. Park氏自らがファイナルステージに挑む12名の練習生を想い書き下ろした新曲「Make you happy」をそれぞれのチームがパフォーマンスした。

どの楽曲もお手本のないオリジナルのため、自ら1から表現を作り上げなくてはならない高難易度のミッション。オーディションとは思えない豪華なステージ、プロ仕様の本格的なヘアメイクと衣裳、圧倒的スケールで繰り広げられる夢の舞台。そこに計り知れない緊張感と戦いながらも、夢に向かって必死に輝きを解き放とうとする可憐な12名の少女たち。見応えあるパフォーマンスに時が経つのを忘れるほど、あっという間に過ぎ去るライブ・パート。そして、刻一刻と迫るデビューメンバー発表の瞬間。

するとMC・サナ(TWICE)より、「最終順位とデビューメンバーを発表する前に、J.Y. Parkさんからとても重大な発表があるそうです」と促され、「デビューするメンバーが活動するグループの名前です」とグループ名“NiziU(ニジュー)”を発表。

さらに悲鳴にも似た声が上がる収録スタジオをよそに、最終順位発表前に「デビューする人数は、9人です」と宣言。固唾を飲んで見守る番組キャストたちと共に、J.Y. Park氏が時に目を潤ませながらも総合プロデューサーらしく毅然とNiziUデビューメンバーを1位から順に発表していった。


☆最終順位

1位:MAKO (マコ) / 常に上位にランクイン。最年長としてチーム・ミッションなどで強いリーダーシップを発揮。
2位:RIKU (リク) / 小さな体ながら、安定的な歌唱力を持つ。お茶目な可愛い魅力でNiziUのビタミン的存在に。
3位:RIMA (リマ) / 可愛いルックスと違って、ユニークなラップとジェスチャーで存在感を大きく表した。
4位:RIO (リオ) / 優れたダンスの実力で、視聴者の視線を集める。絶え間ない努力でボーカルの実力もアップ。
5位:MAYA (マヤ) / 優れた表現力で見る人を釘付けに。面倒見の良いNizi Projectの “お母さん” 的存在。
6位:MIIHI (ミイヒ) / 優れた歌唱力と様々な楽曲への集中力で注目を集めたメンバー。
7位:MAYUKA (マユカ) / ミッションを重ねる毎に成長する姿を見せてきた。優しく温かい性格の持ち主。
8位:AYAKA (アヤカ) / まるで白い紙のように素早くボーカル・ダンスを習得し急成長を遂げる。
9位:NINA (ニナ) / いつも明るくポジティブな、末っ子。優れた歌唱力と安定的な高音ボーカルを絶賛される。

こうして、NiziUデビューメンバー9名が出揃うと、祝砲と共に紙吹雪が宙を舞う。ただ、そこにはデビューという同じ夢に向かって約1年走り続けたお互いを称え抱き合う12名の姿が。デビューの座を手にした喜びをも超える、「Nizi Project」を通じて生まれた“絆”という価値ある新たな感動が生まれた瞬間となった。

名残惜しくも、J.Y. Park氏の「この厳しい状況の中でNizi Projectを応援してくださった視聴者の皆様とファンの方々に、本当に心から感謝します」という締め括りの言葉と共にファイナルステージは幕を閉じた。

「虹のかけ橋 デビューメンバー最速公開スペシャル!」放送時、Twitterトレンド上では「Nizi Project」関連の16ワードがランクイン。「感動をありがとう」「ニジプロありがとう」「デビューおめでとう」と温かいメッセージ溢れる大団円となった。


☆J.Y. Parkコメント

この厳しい状況の中でNizi Projectを応援してくださった視聴者の皆様とファンの方々に、本当に心から感謝します。

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