ポール・マッカートニーが、自身の誕生日に欲しいものは「地球の平和」だという。今月18日に78歳を迎えるポールは、10年前に動物愛護団体、動物の倫理的扱いを求める人々の会（PETA）のために収録した動画「グラス・ウォールズ」を見て欲しいとファンに訴えている。

同団体のブログへの寄稿でポールはこう綴る。

「僕が誕生日に願うものは、動物も含めた地球への平和だけだ。だから今年はファンのみんなに、僕がPETAのためにホストを務めた『グラス・ウォールズ』という動画を見て欲しい。そのタイトルには、食肉処理場の壁がガラスだったら、誰が肉を食べたいなんて思うか？という意味が込められてる」

七面鳥や鶏が不潔な小屋に詰め込まれているその動画は、すでに2000万回以上の再生回数が記録されているが、さらに注目を集めるため、シェアするようにポールは呼び掛ける。

「食肉処理場から発生する病気や、不要な苦痛に苦しむ動物、食肉産業が環境に与える環境について心配な人は、是非この動画を見て、友達にシェアして欲しい」

同団体の長年の支援者であるポールは昨年、1993年の発表曲「ルッキング・フォー・チェンジズ」をテーマに、動物の扱い方において変化を求めるビデオを共同で制作していた。