ビル・プルマンが、映画「インデペンデンス・デイ」のタイトルに貢献していたようだ。1996年公開の同SF作でトーマス・J・ホイットモア大統領役を演じたビルの劇中でのスピーチが、当初「ドゥームズデイ」(※この世の終わり/地球最後の日)とされていたタイトルを「インデペンデンス・デイ」に変更する決め手になったのだという。
シネマブレンドとのインタビューの中で、その名シーンについて話した際、ビルはこう話している。
「お分かりの通り、あのシーンは夜に撮影したんだ。暗いし、防音スタジオとかではなくね」
「すごく遅い時間で、スケジュールが前倒しになってた。(プロデューサーの)ディーン・デヴリン と(監督の)ローランド・エメリッヒがフォックスとタイトルについて争っていたところでね」
「もとは『ドゥームズデイ』となる予定だったと思う。フォックスはそう望んでたし、いかにもディザスター映画っていうタイトルだしね」
そんな中、デヴリンとエメリッヒが望んでいた「インデペンデンス・デイ」というタイトルの入った演説シーンを演じることは、とてもプレッシャーだったと続けた。
「2人は『インデペンデンス・デイ』に従っていたから、あのスピーチをすごく良いものにしなきゃいけなかった」
そんな経緯を経て撮影したシーンが実際に仕上がった時、「インデペンデンス・デイ」というタイトルになることを確信したそうだ。