アンジェリーナ・ジョリーが、新型コロナウイルス感染拡大に伴う自宅学習は、子供より親にとっての“挑戦”だと認めている。自身も18歳から11歳まで6人の子供を持つアンジェリーナが、ロックダウン中の経験について明かした。

「私達は皆で家に籠っていて、それなりに上手く行っているけど、私の考えでは、2つのことが子供達に影響を与えている。学校に行けないので、もちろんまず教育。教育の挑戦。全国の親たちが自宅学習で苦労しているのを知っている。子供にとって、というよりも、親にとって大変なことじゃないか」と、アンジェリーナはタイム誌の「タイム100トークス」シリーズで語る。

そして、隔離生活はDV被害者にとってより危険であることにも触れ、こう続けている。

「でも、食料入手の困難こそが1100万人の子供達に影響を与えている。食料入手が酷く困難な状況、そしてDVと虐待。様々な恐ろしい報道により、世界中で家庭内暴力が増えていることが分かっている。多くの人々にとって、家庭が世界で最も危険な場所となっている。世界中どこであろうとも、子供達を弱い立場においておくべきではない。そういう状況があってはならない。今は激しい憤りの時ね。世界中が大きく変わる時よ」

しかしアンジェリーナは、それでも「ヒューマニティ」を信じたいという。

「ヒューマニティを信じている。希望を持っている。私達は希望なしでは生きられないと思うの。人々がどうやって助けの手を差し伸べ、何をすべきか知っている限り、それは実行される」