ヘンリー王子が、英国王室での生活を捨てて移住したアメリカで、苦戦を強いられているようだ。今年はじめ、妻メーガン妃と共に王室公務から引退することを発表し、しばらくはカナダに移住、最近になってカリフォルニア州へと住居を移したヘンリー王子だが、親しい友人である霊長類学者のジェーン・グドール博士によると、今後の方向性が分からなくなってきているという。
グドール博士はラジオ・タイムズ誌にこう話している。
「王子のキャリアプランがどうなっているのか分かりませんが、ごく最近になって生活が少し難しくなってきたと聞いています」
一方で、自然界を大切にすることにおいてはウィリアム王子を称えている博士だが、スポーツハンティングをする点には納得がいかないようで、ヘンリー王子もメーガン妃がハンティングを嫌っていることから今後はしないだろうと続けている。
そんなグドール博士は、昨年夏にヘンリー王子からインタビューを受けた際、王子が公務を退くことをほのめかしていたと先日振り返っていた。
そのインタビューの最後の方になって、メーガン妃が息子のアーチー君を連れて入ってきた際、アーチー君が母の元を離れるのを嫌がっている様子だったため、博士が王室風の手の振り方を「大きくなったら学ばないと」と口にしたところ、ヘンリー王子は「いいえ、この子はそういう風には育ちませんから」と答えていたそうだ。