EXIT兼近、ベビーシッター経験から“産後うつ”原因推測

2020/04/11 14:54 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


お笑いコンビ・EXITの兼近大樹(28歳)が、4月9日に放送されたニュース番組「AbemaPrime」(AbemaTV)に出演。ベビーシッターの現場経験から“産後うつ”の原因を推測した。

番組はこの日、7人に1人の女性が患っていると言われる“産後うつ”について取り上げ、“理想の子育てとは何か”をテーマに議論を展開。

ワンオペ育児の影響から、“産後うつ”になってしまった当事者として出演した薗部陽花さんの実体験を聞いた兼近は、ベビーシッターのアルバイト経験を通して様々な家庭を見てきた立場からコメント。兼近は「十家族十色というか、『色んな形がある』というのをまずは意識してもらうのが大事だと思う。理想と現実のギャップに苦しんでると思うんですよ。特に今SNSとかで『この家族はこういう幸せそうな家庭築いてるな…』とか、いいところばかり見えちゃったりするんですよ。それと比べて『自分って今何してるんだろう?』とか、『私いつも1人で子育てだけしてるな。オシャレなカフェ行けてないな…』とか。そういう差で多分悩んだりするんですよ。でもこういうの、昔はたぶん無かったと思う。『子育てをするのが母親』という、言ったら悪いですけど“一種の洗脳”状態だったんですよ。それが今SNSなどを通じて(理想の母親像が)多様化してきているせいで、悩みに繋がってるんじゃないかな?」と自身の見解を述べた。

また、“助けてくれる人が周りにいた昔”と、“頼れる人が周りに少なく共働きの家庭が多い今”という育児環境の違いによって、昨今では夫婦関係を保つために“家事分担”や“家事代行サービス”を頼むなどのプロセスを踏む必要があるという意見に対して、兼近は「夫婦関係もそうですけど、僕が気になってるのは“夫側のお義母さん”とか。そっち側に気を遣っちゃうパターンもあるんじゃないか?って」と推測。

続けて「(お母さんたちの)お話を聞いていると、『私が他者に育児を頼るせいで、夫側の親族に悪いように言われるのが嫌だ』とか。そういう悩みもあるので、日本全体でそういうサービスを使いやすい状況、『使ってもいいんだよ』って全員が言ってあげられる状況を作る事が大切」と訴えた。

これを受けて、りんたろー。は「僕は兼近くんと喋るまで古い考え方だったというか…。さっきも(VTRで)『自分の子供愛せない』って話しがあったと思うんですけど、『自分の子供を愛せないってどんだけなの?』って。『人としてまずいよ、欠陥があるよ』っていう考え方だった。でも兼近くんと喋ってから、それもごくごく普通なことで、愛せないこともしょうがないと思いました。だから、家事ができないことも、わが子を愛せないことも色んな風にどんどん発信したり、『まわりに甘えていいんだ!』っていうことを初めて知りました」と、兼近の意見を受けて、子育てに悩む母親に対する自身の考え方に変化があったと明かした。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.