ジェネシスが最後のライブから13年、再始動を発表した。今年11月〜12月にイギリスツアーを行う。

メンバーのフィル・コリンズ、トニー・バンクス、マイク・ラザフォードは、今週始めインスタグラムで再結成を示唆していたが、3月4日に正式発表した。

1969年にデビューアルバム「創世記」をリリース以降、1億枚以上のレコードを売り上げ、英チャートトップ40入りが21曲、1位を獲得したアルバムは6枚に上る。同バンドが最後にステージに上がったのは結成40周年を記念した2007年のライブで、以降はフィルの健康状態が思わしくなかったことで叶わずにいた。

首の脊椎の脱臼により音楽シーンから10年間退いていたフィルは2015年に復帰、最近のインタビューで、自分がドラムを叩ける状態ではないこと、再結成が実現すれば18歳になる息子のニコラスが自分の代わりを務めると明かしてもいる。

「実を言うとトニーには話してないんだが。マイクがトニーに仄めかしたかな。『もし何かを一緒にやる可能性があるとしたら、ニコラスがドラムだ』って。息子もノーとは言わなかった。でもちゃんと聞こえていたかどうかは分からないけどね」

一方で、マイクは昨年、再結成についてこう話していた。

「いつも言っているけど、絶対ないとは言わない。10年前にツアーをやったんだし、どうなるかな？フィルの調子は今いいしツアーにも出ている。彼の息子（ニック）がドラムをやる。素晴らしいドラマーだよ。可能性はある」