シンガーソングライターの矢野顕子が、3月2日にスタートするアニメ「大家さんと僕」（NHK総合／5夜連続 23時45分〜）の主題歌を担当することがわかった。

「大家さんと僕」は、シリーズ累計発行部数120万部突破し、第22回「手塚治虫文化賞 短編賞」を受賞した、タレント・矢部太郎による漫画のアニメ化。NHK総合にて3月2日から5夜連続で放送されるが、その主題歌を矢野が担当する。

原作者の矢部からのラブコールを受け、本作のために書き下ろした新曲のタイトルは、ズバリ「大家さんと僕」（※3月6日より配信スタート）。ゆったりとした時間が流れる“大家さん”と“僕”の日常がハートウォーミングな歌唱とピアノで表現されている。

矢野の楽曲を聴いた矢部は「聴いた瞬間に魔法がかかりました。頭を少しぼんやりさせて聴かないと魔法にかかってしまうので気をつけて聴いています。それでも、またいつのまにか魔法にかかってしまいます」とコメント。アニメ化についても「みなさまの中でいつまでも続く5分間になったらいいなあと夢見ています」と喜びを語る。

また、矢野は「大家さんと漫画の中の矢部さんとわたしと、三人でデパ地下にお出かけしている気持ちで作りました」と、楽曲のイメージを語った。


☆ストーリー

1階には大家のおばあさん、2階にはトホホな芸人の僕。挨拶は「ごきげんよう」、好きなタイプはマッカーサー元帥（渋い！）、牛丼もハンバーガーも食べたことがなく、僕を俳優と勘違いしている……。39歳の“僕”と87歳の“大家さん”が織りなす泣いて笑える“不思議な二人暮らし”。大都会・東京の片隅で息づく、二人だけのユーモラスで心温まる日々の交流。ふと立ち止まり、そっと優しい気持ちにさせてくれる温かいショートストーリー。