ディカプリオ「インセプション」結末に今も戸惑い

2020/01/13 04:54 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


レオナルド・ディカプリオ(45歳)は、今でも映画「インセプション」のエンディングに戸惑っているそうだ。

2010年に公開されたクリストファー・ノーラン監督による同SF作品で主役を演じたレオナルドだが、その結末については「全く分からない」という。

同作のエンディングでは、レオナルド演じるドム・コブが自身の子供たちと再会していたが、作品自体が複雑なストーリーのため、それが夢なのか現実なのか明確にはなっていない。全体的に夢の中の世界で進行する同作では、登場人物たちは夢と現実を区別するアイテム“トーテム”を持っており、最後のシーンで、コブの“トーテム”が揺れるように見てとれるため、その結末が議論を呼んでいた。

ポッドキャスト「WTF」でレオナルドはこう話している。

「全く分からないね。自分のキャラクターに集中しているからね」
「クリストファー・ノーランや彼のマインド、そしてどうやって全てが繋がっていくのかってことになると、みんな常にそのパズルを解明しようってしていたよ。たぶん、見る人の考え方によるんじゃないかな」

また、コブの義理の父であるマイルズ教授を演じたマイケル・ケインも、最初は結末に戸惑ったものの、最後のシーンにマイルズ教授が登場することで、コブは現実にいることを証明していると考えているようだ。

「『インセプション』の脚本を読んだ時、ちょっと混乱したんだ。それでノーランに、『どこが夢なのか分からない』って言ったんだ」
「それで『いつが夢でいつが現実なのか?』って聞いたら、ノーランは『あなたがシーンに登場する時は現実ですよ』って言われた。だから、『分かった。自分が登場している時は現実で、そうでない時は夢』ってね」

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.