お笑いコンビ・サバンナの高橋茂雄（43歳）が、12月27日に放送されたバラエティ番組「八方・今田のよしもと楽屋ニュース2019」（朝日放送）に出演。2019年、吉本興業が揺れた“あの日”の出来事を語った。

この日、「吉本の大騒動……本当にどうなるかわからへんっていう」「8月やったかな（※編集部注：正しくは7月20日）、（雨上がり決死隊）宮迫さんと（ロンブー田村）亮さんが、会社をお辞めになる的な会見をされた土曜日に、ホンマに僕らも衝撃やって」と、“闇営業”問題で激震が走った当時のことを振り返る高橋。

そして「宮迫さんが亮さんと記者会見やりはったのが土曜日で、それを受けて、松本（人志）さんがTwitterで『松本、動きます』とおっしゃられて、次の日の日曜日に『ワイドナショー』で松本さんと東野さんが緊急生放送が行われて。次の日の月曜日に、岡本社長が会見するってなってて。ホンマに吉本っていったいこのあと、どうなってしまうんやろ……っていう日曜日」の出来事を語り始めた。

その日、高橋は「大阪やったでんですけど、テレビでね、RISEっていうキックボクシングの那須川天心選手が出てる大会があって」と、会場で試合を見ていたそう。

「那須川天心vs.スアキムっていう、ムチャクチャ強い選手がタイトルマッチするっていうのを僕見てたんです。大阪府立体育館（エディオンアリーナ大阪）で、さあ那須川天心が入場してくると思ったら、会場に『♪アホ、アホ、アホの坂田』って、坂田師匠のテーマが鳴り響いて、坂田師匠が入ってきたんです」
「なんでやろ！と思って。なんで那須川天心の……スタッフは大阪らしい演出を、と思って坂田師匠を。坂田師匠はたぶん那須川天心のことを恐らく何も知らん状態で。リングインしはったんですね」

そう坂田利夫が登場した会場の様子を語る高橋。そして、リングでマイクを渡された坂田は「吉本のあの日ですよ、あの騒動の日に『吉本入って50年、きょうが一番楽しい〜』」と高らかに言い放ったという。

そんな坂田の言葉を聞いて、高橋は「吉本大丈夫や、と思いました」と語った。