“家族仲良しの秘訣”は…98%の子が「車で親と話したい」

2019/12/17 22:29 Written by Narinari.com編集部

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本田技研工業のステピク事務局は12月17日、「家族におけるコミュニケーション」に関する調査の結果を発表した。

この調査は、車の中での家族のコミュニケーション状況を明らかにするために、2人以上の子どもがおり、一番上の子どもの年齢が3〜9歳である30代の男女とその子どもを対象として実施したもの。

まず、「家で話すより車の中の方が話しやすい話題」を聞いたところ、38.1%の子どもが「学校(幼稚園や保育園)であった嫌なことのお話」について話しやすいと回答。車の中という空間の方が、普段は自分からは話しづらい嫌なことも口にしやすいことが見て取れた。そのほか「学校の成績についてのお話」については16.8%、「好きな男の子/女の子のお話」については15.0%の子どもが、「車の中の方が話しやすい」と回答した。

続けて、子どもたちに、家族みんなと車でおでかけすることについて聞いたところ、98.4%の子どもが「車での家族のおでかけが好き」と回答(「とても好き」69.7%、「まぁまぁ好き」28.7%)。

さらに、ドライブしている時にお父さん・お母さんとお話したいかと質問したところ、ほとんどの子ども(98.0%)は、「車の中で両親と会話したい」という回答となった(「とてもお話したい」57.4%、「すこしお話したい」40.6%)。

また、家族仲についての質問では、92.1%の親が「家族仲が良い」と回答しているが、そんなファミリーのコミュニケーションの状況の中で、特に、車の中におけるコミュニケーションについてたずねた。

車の中での家族の会話は、その他の場所(スペース)での会話に比べて会話しやすいと感じるかという問いに対して、75.8%「会話しやすい」(「とても感じる」19.1%、「やや感じる」56.7%)と回答。

そして、車の中での会話としては、その他の場所(スペース)と比べて、「普段言いにくいことが言いやすくなる」と感じるとの回答が50.4%(「とても感じる」13.7%、「やや感じる」36.8%)になり、心のバリアが車の中だと下がると言えそうだ。

家族で過ごすスペースというと家の中が思い出されるが、会話するスペースとしては車の中も重要であり、場合によっては、ちょっとした家族でのショッピングや習い事の送迎時の会話も家族のコミュニケーションに最適な場となるようだ。

なお、車の中でよく話すトピックスは何か聞いたところ、10分程度の会話では「幼稚園や保育園、学校であったことの話」が61.4%で最多に。一方、一時間以上車の中にいる際は、「お子さんの好きなものやことの話」が37.7%で最多という結果になった。

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