超実写版「ライオン・キング」の名曲制作秘話

2019/12/04 14:37 Written by Narinari.com編集部

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ジョン・ファヴロー監督による“超実写版”「ライオン・キング」のMovieNEX(4,200円/税別)と4K UHD MovieNEX(6,000円/税別)が、12月4日に発売された。これに合わせ、MovieNEXに収録されるボーナス・コンテンツの中から、「ライオン・キング」のテーマとなっている名曲「サークル・オブ・ライフ」の制作秘話と、“超実写版”のオープニングシーンのメイキングが見られる貴重な映像が2つ解禁されている。

本作を彩る数々の印象的な音楽は、あのエルトン・ジョンやファレル・ウィリアムス、そしてアカデミー賞常連の映画音楽作曲家ハンス・ジマーなど、豪華な制作陣によって手掛けられている。その中でも、オープニングを飾る「サークル・オブ・ライフ」は、一度聞いたら忘れることが出来ない名曲だ。

制作秘話を語る映像では、そんな本曲についてジマーが「アニメーション版の時、物語の幕開けを“アフリカの声”で告げたいと考えた」とコンセプトを語り、続けて「当初は短い曲のあとセリフが入る予定だった。それを削って曲だけでアフリカの雰囲気を表現した」と、制作の裏話を告白。

さらに、曲を締めくくるドラムについては「今だから言えるがあれは苦肉の策だった。アレンジが決まってなかったんだ」と、まさか曲を象徴するものになるとは思わなかった事を振り返る。

メイキング映像では、もふもふで可愛い子ライオン・シンバがヒヒのラフィキに掲げられるあの名シーンが、CG加工を経て本編映像まで作り上げられる過程を楽しむことができる。

最先端の技術が採用されている本作だが、別のインタビューで、視覚効果スーパーバイザーのロバート・レガートは、生命を吹き込むことが難しかったキャラクターについて「意外かもしれませんが、一番難しかったのは人間に一番近いラフィキです。本物と少しでも違ったら、嘘っぽさが見えてしまうんです」と回答。本映像で加工途中のラフィキをみるだけでも、VFXアーティストたちの技術の高さが伺える。

また、映像ではオーケストラやコーラスたちが収録する様子、ジョン・ファヴロー監督が少し緊張しながらドラムを叩く姿も見ることができる。

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