小出恵介や沢尻エリカら…“パッチギ!卒業生”に井筒監督は

2019/11/18 22:00 Written by Narinari.com編集部

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11月16日に合成麻薬MDMA所持の疑いで女優・沢尻エリカ容疑者(33歳)が逮捕されたことを受け、映画監督の井筒和幸監督(66歳)が、11月17日に放送されたニュース番組「Abema的ニュースショー」(AbemaTV)に出演し、胸の内を語った。

井筒監督は、沢尻容疑者にとって出世作となった映画「パッチギ!」(2005年)のメガホンを執り、映画出演者の“親代わり”的存在であると自負している。

今回、沢尻容疑者が逮捕されたことについて「もうあの、呆然としたわ。腹が立ってきてというか、そんな感じでしたけどね。『しょうがねぇな』と思ったけど。いい仕事できるようになってたからさ。僕の“パッチギ!学校”の若い連中が今どんな仕事をしてくれているかと思って。卒業生を送った身としては、気になるじゃないですか。前ね、小出(恵介)くんの件があったから。余計にもううちの卒業生は、高岡(蒼佑)にしろ、小出にしろ『結局全部アンタが育てたんじゃないか』みたいに言われたときもありましたからね。それから時間が経って、やっとね桐谷健太はちゃんとやってるし、木下ほうかもちゃんと認められるようになったし。エリカもレベルアップしてきたし。真木よう子はいろいろあるんだろうけど、頑張っとるし。このまま皆俳優業に精を出して、さらに高みを目指してくれよと。そうすると俺のこの低い鼻も高くなるんじゃないかなんて思ってたんだけどね。だから安心してたんですよ。頑張っているなと思っていたから」と苦しい胸の内を明かした。

最後に井筒監督は「とにかくちゃんと反省して認めるものはちゃんと認めて。その責任を果たしてからちゃんともう一回女優としてやれるように。僕らも協力してあげようとは思っているけどもね。とにかく今はあほんだら!バカモン!!」と語った。

一方で、本番組のMCを務めるお笑い芸人の千原ジュニアは「うちも『パッチギ!』のDVDありますけれども、あの頃の気持ちでもう観られないんですよ。それぞれの役者さんのバックボーンが強すぎて」と、出演者の不祥事が罪なき作品自身に与えてしまう影響について訴えた。


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