2019年の赤ちゃん名前ランキング、男女1位は…

2019/11/01 10:51 Written by Narinari.com編集部

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ベネッセコーポレーションの妊娠・出産・育児ブランド「たまひよ」は11月1日、2005年から毎年実施している赤ちゃんの名前調査「たまひよ名前ランキング」を発表した。  

今年も2019年1月〜2019年9月に生まれた新生児17万1,111人を対象に、名前や名前の読み方、漢字などについて調査を実施。その結果を項目別ランキングとしてまとめた。結果は次の通り。

☆男の子トップ10(全体)

1位 蓮(れん)
2位 律(りつ)
3位 湊(みなと)
4位 樹(いつき)
5位 蒼(あおい)
6位 悠真(ゆうま)
6位 陽翔(はると)
8位 大翔(ひろと)
9位 新(あらた)
10位 大和(やまと)

☆女の子トップ10(全体)

1位 陽葵(ひまり)
2位 凛(りん)
3位 芽依(めい)
4位 結菜(ゆいな)
5位 紬(つむぎ)
6位 咲良(さくら)
7位 莉子(りこ)
8位 葵(あおい)
9位 澪(みお)
10位 結月(ゆづき)

全体としては、男の子は「蓮」(昨年1位/主な読み「れん」)が、昨年に引き続き1位に。女の子は「陽葵」(昨年1位/主な読み「ひまり」)が4年連続1位で、男女ともに1位は昨年から変わらなかった。また、男女ともに一文字の名前の人気が続き、特に男の子は、1位から5位まで一文字の名前になっている。

使用漢字の傾向は、男女とも、順位に入れ替わりはあるものの、10位までの漢字は昨年と同じで、人気の漢字は定着傾向にある様子。男の子は調査開始以来、15年連続で「太」が1位、11年連続で「太」「大」「翔」がトップ 3を占めており、不動の人気となっている。スケールの大きさを感じられること、他の漢字と組み合わせやすいことも人気の理由だ。女の子の名前で使われた漢字は、「花」が2年連続1位に。かわいらしさを感じさせる字であることや、添え字としても使えることで人気があると考えられる。

2019年の傾向としては、「令」や「和」の上昇はそれほど顕著ではなかったものの、「つくり」が「令」の「怜(れい)」が男の子は昨年の89位から今年は62位に、女の子は「怜奈(れな)」が昨年の106位から今年は83位に、「和」がつく男の子の「和真(かずま)」が昨年の134位から今年の71位に、女の子の「和花(わか)」が昨年の76位から今年の 54位と順位を上げた。改元による新時代到来のイメージで、男の子は「新(あらた)」「大和(やまと)」、女の子は「紬(つむぎ)」「咲良(さくら)」「結月(ゆづき)」「花(はな)」「詩(うた)」など、日本の伝統や和のイメージの名前が増えた。

そして、ドラマの登場人物名が引き続き人気に。男の子の名前で、25位の「暖(だん)」は昨年の207位から急上昇した。これは2018年のドラマ「モンテ・クリスト伯」(フジテレビ)でディーン・フジオカが演じた主人公と同じ名前だ。また、2018年のドラマ「半分、青い。」(NHK)で佐藤健が演じた「律(りつ)」は、昨年の47位から今年は2位に上昇した。

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