佐藤健が熊本城特別公開記念式典に、復旧への想い語る

2019/10/06 04:25 Written by Narinari.com編集部

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俳優の佐藤健(30歳)が10月5日、「熊本城 大天守外観復旧記念 特別公開第1弾」記念式典にサプライズ登壇した。

2016年4月14日に発生した熊本地震により、甚大な被害を受けた熊本城。多くの支援を受けながら復旧に取り組み、約3年半の月日を経て、10月5日より一般公開(特別公開)が始まった。

式典は、主催者である熊本市長の挨拶から始まり、市長は「本日まで復旧の歩みを支えて下さった全ての皆様に敬意と御礼を申し上るとともに、今日の特別公開第一弾によって震災から約3年半にわたる熊本復興への歩みが着実に進んでいることを、ぜひ皆様にご体感してもらいたい」とコメント。

そして、佐藤がこの式典のためだけに会場へ駆けつけるサプライズ出演。佐藤は映画の撮影を機に熊本の魅力に触れ、県内各地で出会った人々や伝統文化といった熊本県の魅力を紹介する「るろうにほん 熊本へ」を出版し、その利益全額を熊本市に寄付するなど、熊本とは深い繋がりがある。また、現在放送されている熊本城の新CMにもナレーションで出演中だ。

佐藤は「きょう熊本城に着いたときから、お会いする熊本の方々の表情がいつも以上に晴れやかで、皆様の温度が1度2度上がったように感じ、とてもうれしいです」とコメント。

また、「お城は歴史の象徴であり、震災で一部倒壊してしまったこともまた歴史の一部であり、それを約3年半という早さで復旧・復興してくれた方々が沢山いることもまた歴史であり、きょうから熊本城は足を運ぶごとに変化した姿を僕たちにみせてくれる、そんな歴史を感じながら熊本城と共に生活できることは我々にとって嬉しいことですね」と、熊本城復旧への想いを語り、笑顔で会場を後にした。

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