「長くつ下のピッピ」映画化に動き

2019/10/04 06:35 Written by Narinari.com編集部

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「長くつ下のピッピ」が映画化されるようだ。「パディントン」シリーズ2作の成功を受け、スウェーデン人作家アストリッド・リンドグレーンによる同人気児童書の映画化に向けて、スタジオカナル、ヘイデイ・フィルムズ、アストリッド・リンドグレーン・カンパニーらが製作に乗り出しているという。

原作はリンドグレーンの娘カリンの姿を、架空のキャラクター“ピッピ”を通して語られる。

カリンが体調を崩し、学校を休んだ日に、早く治るような話を聞かせて欲しいと頼んできたことをきっかけに始まったというこのシリーズは、1945年から1948年にかけて3刊が出版された後、3作の短編小説、そして絵本なども登場した。

プロデューサー陣には「ハリー・ポッター」などで知られるヘイデイ社のデヴィッド・ハイマンや、ジェフリー・クリフォード、ロージー・アリソンらが名を連ねる。

ハイマンはリンドグレーンのビジョンを崩さずに映画化することを目指しているとして、こうコメントしている。

「ピッピはその生きる力と強い個性、そしてそのかけがえのない人生の謳歌ぶりで数多くの家族を魅了してきました。アストリッド・リンドグレーンの本は長年にわたり、世界中で翻訳されてきていますので、そのビジョンをこの新作で称えようと思っています」

「長くつ下のピッピ」は来年、創刊75周年を迎えるにあたり、セーブ・ザ・チルドレンの「チルドレン・オン・ザ・ムーブ」活動支援キャンペーンも企画が進んでいるようだ。

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