アーヴィン・ウェルシュは、「トレインスポッティング」を3部作にしたいという。

ダニー・ボイル監督が、ウェルシュの同名小説を映画化した1996年作品では、ユアン・マクレガー（マーク・レントン）、ユエン・ブレムナー（スパッド）、ジョニー・リー・ミラー（シック・ボーイ）、そしてロバート・カーライル（ベグビー）が、スコットランドのエディンバラに住む薬物常習者の若者達を演じていた。

2017年には続編となる「T2 トレインスポッティング」が製作されたが、ウェルシュは、ストーリーはまだ続くと考えているようだ。

ポッドキャスト「エニシング・ゴーズ」に出演した際、こう話している。

「『ゴッドファーザーPARTIII』や『ターミネーター3』を考えてみると、（キリスト教の教えである）聖なる三位一体とする誘惑があるってことが分かる。ダニーの内なるカソリック教徒を呼び起こすことになるかもね」

しかし、前回の続編製作の話はなかなか進まなかったそうで、「2作目を作るまでには長い時間がかかったよ。3作目を作る頃には、皆老人ホームに入っているかもね」「結構早く動く必要はあるね。でも、僕にとっては、ひどく関心があるものだ」と続けている。

また、2016年にベグビーを中心に描いた小説を執筆しているウェルシュは、ベグビーが主役のスピンオフ作品を作りたいという。

「（シリーズ外の）ベグビーだけの映画を作りたいね。ロバート・カーライルが大暴れする90分の短い映画をね」